差し込む日差しにかざす手を

どんな思いで陽を見るか

かざした手の先何を見る?


雨上がりの雲から覗く暖かい日差し

それとも雲に隠れる直前か


そんなことをこちらが思っているともいざ知らず

太陽はいつでも存在してて

絵にかいたような希望だな

って思った


どんな思いで僕を見るか

つないできた手が暖かった


当たり前に笑いかけてくる

太陽のようだと思ったんだ


いつもヒトリな気がしてた

ただそれだけで閉じこもって

届かぬ塀を

作っていたのは僕だった


塀の向こうを見ようとして

上を見上げた僕の目に

差し込む光に手をかざす

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る