第7話

ヤミナ視点


 そして、一年になった頃、


 「はぁ、もう全てを捨てて」


でも、手は勝手に動く。


 そして、手紙を読むと


 珍しく私のことから始まってない??


 「と言うか、私の話をしちゃダメって言われた??」


 そして、それを話せいことのショック。エセ幼馴染と付き合う時にそれが前提のような付き合い方だったから、ショックのようなことが書いてあった。


 これは初めてあの子達の喧嘩である。いや喧嘩なんだろうか


 だけど、これは私に希望を与えた。


 もしかすると、もしかするかも知れない。


 私はマネージャーに話して、いつでも引退出来るようにお願いした。


 もう、貯金は沢山あるし、その気になればカズくんがニートでも私が養う。


 むしろ、そっちの方がもうこんなことにならなくて良いじゃない。


 そして、カズくんに膝枕して、カズくん好きな私の曲をずっと聴かせてあげる。


 カズくんも嬉しいだろうな。幸せだろうな。本物のアイドルにずっとあの時から憧れてた私にそんなふうにして貰えるなんて、


  その日から、病んでいたヤミナは方向性を変えて病んでいたが、前より明るくなり、周りから見て明るくなったと言われるようになった。


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