狂戦士と雷

ーー雷が鳴っている。




剣士「うおっ! 結構近くに落ちたぞ。危ないな」




狂戦士「ヒャッハー! 雷ダァ!」




ーー狂戦士は外を走り回っている




剣士「お、おい! 危ないから走り回るなよ!」




狂戦士「うるせえ! 行こう!!」




剣士「どこに!?」




ーー雷が狂戦士を直撃した!




狂戦士「ピュアアア!!」




剣士「ほら言わんこっちゃねえ!」




狂戦士「ふう、雷に打たれるような衝撃だったぜ」




剣士「打たれてたよ!!」 




狂戦士「そんな事より俺様の金玉を見てくれ」




剣士「どういう事だよ!」




ーー狂戦士の金玉が左右交互に光っている。




剣士「踏切か!」




狂戦士「踏切が上がります」




剣士「やめろや!」




ーーその時、剣士の前を電車が通り過ぎた!




剣士「これ何の列車!?」




狂戦士「チンチン電車だ」




剣士「黙れ!」




狂戦士「それはそうと今日こそテメエと決着をつけてやるぜえ!」




剣士「嫌だ! 金玉交互に光る奴と戦いたくねえよ!」





狂戦士「てめえの金玉も踏切にしてやるぜ!」




剣士「お前自分が何言ってるか分かってんのか!!」




ーー狂戦士は100個の雷に打たれた!!




狂戦士「ぎゃああああ!」




剣士「完全に嫌われてる!」




狂戦士「くっ、お、俺の金玉を見てくれ……」




剣士「何なんだその金玉晒す事への執念は!!!」




金玉「俺は……誰だ?」




剣士「ねえ! 金玉喋ったんだけど!? なんか魂宿ってない!?」




狂戦士「じゃあ金玉じゃなくて金魂だな」




剣士「やかましいわ!」




おわり

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