まだ覚醒していないレベル1のクソザコだけどエロさ全振り聖女様の使用済み装備を売って、俺は楽して最強装備!鬼畜外道勇者と行く、聖女の染み付きパンティロード!
第12話「転入! 私立イ・ヤンア・ハン魔法学園」
第12話「転入! 私立イ・ヤンア・ハン魔法学園」
「お着替え、完了しましたっ♪」
「おう。待ちわびたぜ」
再び、転送スラッシュでドアの前に戻った俺は、何事もなかったかのようにアレクサンドラと向かい合う。
「ど、どうでしょうか。わたくしの制服姿……」
「良い感じだな。悪くねぇ」
「本当ですかっ。嬉しいです!」
またしてもプリーツをなびかせて白い薄布を拝ませてくれるとはサービス精神旺盛じゃねぇか。
とにかく、チラリズムついでに恒例のステータスチェッカーで確認作業開始だ。
聖女:アレクサンドラ
装備:私立イ・ヤンア・ハン魔法学園公式制服(清楚系ビッチブレザー、丈の短い校則違反スカート、ムチムチニーハイ、お嬢様ローファー)
スキル①:聖女のグッド・ラック(約十七パーセントの確率で、天に祈りが届き対象者のHPをごくわずかに回復する)
スキル②:絶対領域(ムチムチニーハイの加護により、守備力をそれなりにアップさせる)
スキル③:ボタン飛ばしカウンター(魔物から物理攻撃を食らった際ブレザーの下に着たシャツのボタンが弾け、約二十パーセントの確率でカウンターを発動させる)
以前とどこが変わったか、鋭いヤツなら分かるだろう?
清楚系ビッチブレザーで清楚を前面に押し出しつつも、丈の短い校則違反スカートでビッチを醸し出す、まさに表裏一体のウラハラ清女ビッチスタイルに。
そして、美脚際立つムチムチニーハイで守備力がそれなりに上がり、どうにかこうにか留めたシャツボタンがブレザー越しに今にも弾けそうになっている危うい状況に。
「うっし。じゃ、より感情移入を高めるために俺も制服に着替えるか。うお~、変装スラッシュ!」
まさに一瞬の出来事。
変装スラッシュによって、俺はアレクサンドラと同じ学園の制服をまとう。
「どうだ? 俺の制服姿は。自分で言うのもなんだが、かなり似合ってるだろ?」
「……もぉ、勇者クンたらまたふざけてっ」
「あ? 勇者クン? なに寝ぼけたこと抜かして――」
「寝ぼけているのは勇者クンの方でしょう? わたくしたちは幼馴染ではありませんか。さぁ、早く登校しましょう? 遅刻してしまいますよ」
「なるほど。そういう
「ほら、早くっ」
「おいおい手を引っ張るな。そんなに慌てなくても学園は逃げねーよ」
「うふふふっ。おべんきょー、おべんきょー♪ おべんきょーの後は、おべんとー、おべんとぉー♪」
しかし、だからと言って――。
「アレクサンドラ! 危険だから下がってろ!!」
道中、魔物と遭遇しても、アレクサンドラに経験値を与えるわけにはいかない。
「で、ですがわたくしも幼馴染として一緒に戦いますっ」
「バカヤロウ! お前のキレイな身体に傷でもついたらお前のご両親に何て説明すりゃいいんだよ! 申し訳が立たねーだろうが!」
「ゆ、勇者クンっ。まずはわたくしのお父様とお母様と言う外堀を埋めようとは、何たる戦略的かつ知的なプロポーズ大作戦! あぁんっ、でもそんなことをしなくてもわたくしの心はすでに――」
「恍惚の表情を浮かべてんじゃねぇ! とにかく、俺が魔物を排除するまで、すみっこで祈ってろ!」
「かしこまりましたっ。わたくしのスキル聖女のグッド・ラックで、岩の物陰から勇者クンのお役に立ちます!」
「頼んだぜ! おっと悪いなオーク番長、待っててもらっちまって!」
「グオオオオッ!(朝っぱらから見せつけやがって! 早くターンを消化しろよ、オレこう見えても皆勤賞なんだぜ!?)」
「おうよ。一撃で仕留めてやる上に、餞別として俺がスマホでこっそり撮った聖女アレクサンドラの制服生着替え動画を送ってやるから、後でメールアドレス教えろよ!」
「ぐる、ぐるるッ!? どうっがアゲアゲ!!(聖女の制服生着替え!? マジかよ! オレ、深夜番組のしょぼい企画でしか見たことねぇから助かる! 当然、無修正の無編集だよな!?)」
「それは見てからのお楽しみだ。うお~! 送信スラッシュ!」
バシュッ!
「グホォォォン!(その角度が一番、幸せぇえええええ!)」
ヘイムダルソードから放たれた白き輝く閃光は、針の穴を通すがごとくオーク番長の弱点である学ラン第二ボタンを射抜き、見事着脱! 無事卒業!
「うしっ。制圧完了! ヘイムダルソードの威力もさることながらオーク番長なんぞ所詮体がデカいだけの見掛け倒しだぜ。にしても、アレクサンドラとは真逆の暑苦しいボタン飛ばし演出だったな」
「勇者ク~~ンっ! ご無事ですかぁ!」
「おう。お前のグッド・ラック、しっかりと届いてたぞ(届いてねぇけど)」
「良かったぁ。勇者クンが怪我でもしたらわたくしの方こそ、お詫びのしようもございません……」
「気にすんな。とにかく、この調子で援護を頼むぜ」
「ハイッ♪」
そんなこんなで通学路を進んでいくと、突如目の前に現れる巨大な校舎。
「すごく大きくて立派……です。これが私立イ・ヤンア・ハン魔法学園」
「アレクサンドラ、呆けてる場合じゃねぇ。とっとと中に入るぞ。予鈴も鳴ってやがる」
「は、はい」
心地よい秋風を肌で感じながら――。
未だ圧倒されっぱなしのアレクサンドラに発破をかけつつ、俺たちはいざ私立イ・ヤンア・ハン魔法学園の門をくぐるのであった――!
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