明日は今日より赤くな〜い、痒くな〜い、痛くな〜い！ 〜ステロイドの副作用で、酒さ様皮膚炎になりまして〜

先に断っておくが、完全自己責任なのである！

　あっかーーい！

　あっつーーい！

　かっゆーーい！！

　いったーーい！！

　顔、やっばーーい！！！！

　いきなり泣き言全開フルスロットルですみません。

　あらすじにも書きましたが、実は私、酒さ様皮膚炎と診断され、現在脱ステロイド中。そのためリバウンドの真っ只中です。

　酒さ様皮膚炎とは、ステロイド外用薬の長期使用によって起こる副作用の一つ。

　私の場合は肌荒れを繰り返し、そのたびにステロイドを塗ると落ち着くけれど、塗らないとぶり返して余計ひどくなる……このループに陥ってました。

　発端は、マスクによる肌荒れ。

　元々肌が弱い方なんですが、それをスカーンと忘れてオサレなマスクを買い漁りましてね……。小顔効果のあるマスクだったり、素敵なデザインのマスクだったり、とにかく見た目重視でマスクを選んでました。不織布ですら、長時間着けてるともじもじじわじわ痒くなるくせにね……。

　結果、毎日が顔面肌荒れエブリデイ。

　バカとしか言いようがありません。

　さらにこのバカ、もっとおバカなことをやらかします。

　それが、個人判断によるステロイドの使用！

　マスクによる肌荒れフェスが開始する数ヶ月前、このバカは合わない化粧品によって盛大な肌荒れを起こし、皮膚科でステロイドを処方されたのです。

　それがえらく効いたことを思い出してね……使っちゃったんですよ、勝手に。

　すると、たちまち良くなった。するとすると、肌荒れする度に使う使う使う。

　週一くらいのペースで塗っては悪化してを繰り返し、その内に薬の効きが悪くなってきました。

　ちなみに使用していたのは、ロコイド軟膏0.1％。ステロイドの中では弱い部類のお薬です。

　ほんの僅かに微かにちょこっとちょろっと自分に褒める点があるとすれば、さらに強いステロイドに走らなかったこと。

　軟弱肌のせいで体の皮膚のあちこちに疾患を起こしていたため、私の手元にはアンテベートやらマイザーやら、もっと強いステロイド外用薬があります。アンテベートは現在も手指の疾患に使用中です。もちろん顔に触れないよう、細心の注意を払っています。

　他の部位に処方された薬を顔に使用するのは、さすがに抵抗あってね……それで、病院に行こう！　とやっと決意したわけです。

　前までは近所の皮膚科に通ってましたが、今回は母に勧められた病院へ。

　今にして思えば、この選択が自分の命運を大きく分けたのかも？

　私の顔を見て、一分足らずの会話で『酒さ様皮膚炎です』と診断してくださったお医者様――心から感謝しています。

　もし別の病院に行って、そこのお医者様がこの病気に気づかず、さらに強いステロイドを処方されていたら……今頃私は治らない顔の肌荒れ無限ループに陥っていたでしょう。現に、どんどん強いステロイドに切り替えて悪化を重ねた結果、やっとこの病が判明したという方も多いと聞きます。

　とことんおバカではありましたが、私は幸運だったと思います。

　でも痒いんじゃー！

　痛いんじゃーー！

　顔やべーくらい真っ赤だし、肌やべーくらい熱いし、ちょっと髪が当たるだけでぎええ！　って叫びたくなるほどいたいたかゆかゆなんじゃーー！！

　…………はい、悪いのは私です。何もかも私のせいです。私がおバカなのが悪いんです。

　そうとわかってても、痒くて痛くて熱くて赤くてしんどいの！！！！

　ここではこんな感じで泣き言を漏らしまくりつつ、このいたいたかゆかゆ地獄を何とか乗り切るべく頑張る自分を記録していきます。

　そして一言。

　おバカな私のことは嫌いになってもいいから、ステロイドのことは嫌いにならないでね！

　用量用法をきちんと正しく守れば、本当に頼れる存在なので！

　もし使用中の方がおりましたら、私のようになりたくないからと、これまた私のように自己判断で使用中止してはいけません。

　どうしても不安になった時は、まずお医者様にご相談してください。皆様には、自己判断で痛い目を見た私のようになってほしくありませんから。

　どんなお薬も、処方された通りに使用しましょう。個人判断での使用、中止、ダメ絶対。私からお願いです。