19話罠だらけの迷路(ロボッコクラブ)

兎丸達とは違いひたすら同じような感覚の通路を歩いていたメイドとナース


ナース「ちっ!迷宮の中にさらに迷路とは回りくどい。」


メイド「よいしょっと!」

メイドはそう軽やかに斧を持ち上げると勢いよく壁を壊す

……がすぐさまその壁は元に戻ってしまった。


修復している間にそこを通るのも不可そうだ


メイド「ん〜?壊して隣のルートに突き進むのは無理そうかしらぁ?

壊したところを通ろうしてる時に巻き込まれちゃいそうねぇ…。」


ナース「おまえ…見た目にに反してそういうことするよな」


メイド「うん?なんのことぉ?」


ナース「…なんでもねぇ…とにかく進むぞ。そうする以外に選択肢はねぇんだから。」 


メイド「そうねぇ。」


歩き始めて一時間


危ない罠もあるし下級怪人も出てくるがアンドロイドの致命傷になるようなことは今のところない。



…….のだが


ナース「この通路やけになげぇな。」


メイド「そうねぇ。それに通ってきた場所の形も変わってるわぁ……もう元の場所には戻れそうにないるわねぇ。」


ナース「だな……ここはそういう場所ってこった…ハズレだな…(エネルギー残量74%と予備エネルギーフル…)」


メイド「どうしましょう?」


ナース「この空間にいる限りどこにいようが

怪人の襲撃には合うし、罠も増え続けるが


一番賢いのは動かずにここにくる怪人や罠を避けて最低限までエネルギーの消耗を抑えて助けを待つことだが……」


メイド「そうねぇ。でもぉ

ゴールがないとも言い切れないわよぉ?」


ナース「それもそーだなぁ。じゃ進むか」


メイド「あらぁ?珍しく非効率な方を選ぶのねぇいつも効率的なの重視なのにぃ。」

メイドば頬に手を当てて首を傾げる


ナース「ばーか、

オレらがこの迷路を攻略してたら新しい罠とか怪人用意するために迷宮を作り出してる当たりの怪人の気がこっちにそれて


他の奴らへの危害が減るかもしれないだろ?」



ナースはそう言って意地悪そうに笑う。


メイド「うふふっそうねぇ。」

メイドもそれに納得して笑いながら進むのだった。








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