蝉鳴いて 足元見れば 亡骸が その姿すら 自分に見える
夏の間だけ一生懸命に鳴いて、泣いて、無いて。
その力が尽きれば、
見上げられることなく酷いときには踏みつぶされる。
それが、どうしようにもなく自分の人生と重なって見えた。
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