第6話 クミちゃんとランチ
心に残るのは一挙一動の久美ちゃんの言動だったから新鮮だった。
極妹つばさと不倫をしていた時にナオミを横恋慕した亮一の恋の相手とは生まれ来る感情が違い過ぎる!でも久美ちゃんはオミクロンだ・・・。
コロナとは明らかに性質が違うと全人類に分かって貰わなければ!
ドクドクドクと、少し早目の鼓動は亮一の不安を煽り立てていた。
コロナ族の地球征服を阻止しようとオミクロン族が、後から地球に降り立ったのを人間は、新種株だのコロナ陽性だの三回接種だのと、騒いで・・・。
「こちとらチャンチャラ可笑しいですわー。」と、久美ちゃんは、よしもと新喜劇を観てゲラゲラ笑い転げるように床に仰向けでジタバタ笑い転げていた。
ハッ!と、気付いた久美ちゃんは即座に立ち上がり「お客様さまですよ宗像さん?」
久美ちゃんが接客を促したので、慌てて展示場へでたが、先程の客が、相変わらず展示車を覗いては、うんうんと頷いていた。
「これだったら上善寺さんも文句言わないよね?これにしようか?」
エーッ! エーッ! エーッ! 今までの事はさて置き、顔面の血液がサーッと」、引くのが分かった。
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