第3話魔法訓練

僕は、中学3年生。名は、石原春馬だ。

前回、人生をあきらめて自殺してしまったのだがなんと、魔法の世界に転生したのだ。

産まれたころから、5年がたった。名前は、コルタールと決まった。

僕は、もう家族の一員だ。

5歳になって父さんの仕事の手伝いなどをして毎日を過ごしている。

だけどいまだに魔法が使えない。どうしてだろう?

父さんや母さんも心配して、今日。

聖堂(ステータスや悩み事を聞く場所)に連れて行ってもらい僕のステータスを見てもらうことにした。

聖堂につきドキドキしながら神父さんにみてもらうと。

神父さんが声を上げてビックリしていた。

結果はというと…


ステータス

コルタール 5歳

職業・無し

【速度】128 【学力】15

【魔力】0  【防御】5

【パワー】5613 【レベル0】

個性「無個性」

生活魔法・獲得無し

攻撃魔法・獲得無し

防御魔法・獲得無し

種族・測定不可能


「え、嘘」何といっさい魔法が使えなっかったのだ。

僕は、ボンヤリしながら家に帰っていった。

せっかく魔法の世界に転生したのに魔法が使えないって不運すぎだ。

だって、父さんも母さんも魔法が5歳から使えたし、どちらもアルマーニ族だ。

なのに僕だけこんなのひどいよ。

まあ前世(人間だった時)の記憶があるぐらいだしやっぱり人間の遺伝子も残っているのかなー。いやだなー。

ここから僕の地獄の5年間が始まる。

魔法が使えないのを知った父さんは、その日から僕に猛烈に勉強をさせた。

家庭教師みたいなのもやとったり、

【魔法の極意】・【魔法が使えるようになるには】などなど本もたくあん読ませた。

僕が10歳になるころにはステータスがひどいことになっていた。

ステータス

コルタール 10歳

職業・無し

【速度】2515 【学力】1999

【魔力】0  【防御】4897

【パワー】7895【レベル0】

いくら学を叩き込んでも、学力が上がるだけで魔法が使えるようにはならない。

魔法をあきらめた父さんは、とにかく武術を叩き込んだ。

そのせいで戦う系のステータスは、うなぎ上りだ。

だが、地獄はまだ終わりではなかった。




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