紫式部と清少納言、ユーラシア大陸を行く
震電みひろ
第一章、宋に渡ってイイ男GETしちゃうもんね
第1話 プロローグ
ヤッホ~!
大国主命です!
これからするお話は、歴史に隠された裏も裏も裏。
決して正史には出てこないお話です。
それは何と
『紫式部と清少納言は、実はヨーロッパまで行っていた!』
と言うお話なんです。
そして紫式部も清少納言も、実は正史で語られている人物像とは
全く違うんですよね。
そんな訳で私こと大国主命が、彼女たち二人の珍道中をお届けしたいと思います。
あと解りやすいように言葉とかなんかは、現代日本語に翻訳しているからね。
え、なんで語り手が大国主命かって?
それは僕こと大国主命は大黒天とも呼ばれており、
大黒天はインドの神様『シヴァ神』の事だからなんだ。
そしてシヴァ神はヨーロッパでは『ディオニューソス』別名『バッカス』、エジプトでは『オシーリス神』と同一視されているんだよ。
これだけ世界に広まっている神様って、日本では僕くらいでしょ?
だからユーラシアを渡る旅には、僕の目が必要って事さ。
さらに付け加えると僕は『恋愛の神様』でもある。
だから二人の『愛と性と冒険の旅』を語るにはピッタリでしょ。
そんな訳で『紫式部と清少納言』のユーラシアを渡る旅、
始まり、始まり~!
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