新2話 誤字修正

春に連絡するけど繋がらなかった。でもきっと信じてくれると思ってる。


ーーーーーーーー

 「お兄ちゃん、聞いたよ」


「もしかして、俺が振られたって話??」


「そう。」


もう、妹まで嘘こくの話がいってるのか、今日起きたばっかりなのに。

妹にまで嘘をついて虐めたいか、俺を

「あれ、勿論嘘だからなぁ」


「そう、」

何故かそっけない・・・でも

「良かったよ。妹は信じてくれて、いやぁー辛かったよ。誰も信じてくれないから」


「私も信じてないよ」


「えっ、いやいや流石にみんなして、ちょっと酷くない??」

待ってくれよ。流石に妹に信じて貰えないのは心が折れるぞ。本格的に、


「私も友達から沢山連絡が来たんだよ」


 「えっ、そうなんだ。でも嘘だよ。」


「友達もその場面見たって言ってた。」


「いや、だから、嘘だよ」


「友達、嘘付かないし」


嘘、本当に、本当に妹まで信じちゃうの??俺人生で一度も妹に暴言とか悪口言ったことないと思うけど


「・・・別に妹の友達に文句言いたくないけど、いつ見たとか聞いた?」


「・・・」

妹は黙って涙を浮かべる。そして我慢を吐き出すように


 「私だって、疑ったよ!!だから色んな人に聞いたよ!!けどみんな同じ意見だった!!」


え、ぇー、


「春」

 ここまで大きな声を出したことはないし、こんな辛そうで悲しそうな顔も見たことない。


 「私だって、信じられなかったよ!!お兄ちゃんがそんなことするはず無いって、でも皆が言うんだから」


「いや、その、本当に嘘だよ。」


「お兄ちゃん、もうこれ以上はやめて。」


「えっ、いや」


「お兄ちゃん、姫宮さんに謝るまで私許さないから」


「いやだから本当に」

誤っても許されないよ、だって嘘だし。そもそもそんな事件ないし、


「お兄ちゃんのバカ!!」


妹は部屋に入っていた。


ーーーーーーーーー


 何度もノックして、読んだけど一切返事をして来れなかった。


 それから、俺に出来る限り会わないように帰ります遅くなっていた。


 春も俺を見ると無視するようになった。


 クラスメイトは当然、俺を無視するところか毎日何かしらの悪口を言ってくる。嘘の噂をさらにひどくしている。



春も妹も完全に俺の噂が広がるタイミングとか自分で言うのはなんだけど、俺らしくない行動過ぎるのにもう一切疑ってない。


 

 そんな毎日俺は心が折れてしまった。


 もう嘘でもいい、とりあえず姫宮さんに謝ろう。これで俺はしたと認めることになる。いいやぁ、それで、もう底辺だし、誰も味方も居ないし。それなら株を下げに下げて、せめて妹の信頼だけは取り戻そう。

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