第31話

妹視点


信じなかった、私が悪いし、想像以上にお兄ちゃんに迷惑を掛けていた。


けど、流石に、これ以上お兄ちゃんのいちゃつく姿を見たくない。


家でも、新しく買った電話で、毎日聞こえる声で愛を囁かないでよ、


・・・辛いよ。本当は私だって、


「かわいいなぁ」

普通に横から、ノイズが耳に入る。


辞めやろー!!本当に辞めてー!!


もう傷つけないって、決めたけど。彼女さんのお陰でお兄ちゃんのストレスは減って、私との関わりもお陰で前より増えたけど、


「愛してる」


ブホォ。


ーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る