　クラスも驚きが隠せないでいる。

　「おい、おい、神奈さん」

「はい？」

東山が転校生の神奈さんに話しかける。

　「そんな、女の子を体しか見てないやつより、俺と付き合わない？」

「ごめんなさい。もう彼氏いるので」

「はぁ、」

　「今日からよろしくお願いしますね！優さん！」

　「神奈さん！！そいつ、私に告白した癖に振ったら暴言吐きまくったクズだよ、やめた方がいいよ」

　俺が、最初に振られたことになった、姫宮さんが口を出す

　「そんな、話しは聞きましたが、とりあえず付き合って見ます。」

「で！でも！！」

「付き合ってみないと分からないですから」

　嘘だろう。本当に俺にも理解出来ない。

　どいうこと？？マジで、俺に彼女が出来た？？あの絶望的な状況から？？

　そして、チャイムがなった。

　「あ、授業ですね。今日からよろしくお願いしますね、優さん」

「うん、よろしく」

思わず返事をしてしまった。

ーーーーーー

　授業中　花見視点

　「はぁ？？どいうこと！！」

　夏の携帯に急に連絡が来た。

　それは隣のクラスの友達から、優が転校生と付き合ったと言うメッセージだった。

　その後、思わず携帯を見て驚いて声を上げたことに怒られる花見だった。

　ー

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