知らないうちにクラスの女子達から振られたことになり、嘘の噂が広がって誰も信じてくれない人間不信になったからもう遅い。

第11話

「先輩」

「何、あと貴方誰？」

「俺、浜の友達っす」

「いや、ごめん浜もわかんない」

「はぁ、浜のこと告白して散々暴言言っといて」

　 また、このパターンか、

　「後輩に、強く迫って怯えるほど迫って恥ずかしくないんですか！」

　浜ちゃん後輩さんだったのね。それすら知らなかったは、と言うか俺後輩までか。このままだと学校中になるんじゃね？？もはや俺に振られたことを演じるのが一緒の文化になったり。

　「何黙ってるんですか？」

「ごめんなさい。浜さんにもそう言っといて」

「はぁ？？浜さんに散々暴言言ったのにそんな簡単に謝るんですか？」

　もしかして、この後輩信じてる？

　「一応言い訳するけど、俺告白してないよ」

「いや、したって言ってたっす！！」

「どこで？？」

「それは、えっと体育館裏だったような気がします」

「何日に？」

「昨日っす」

　なんか、もしかしたらこの後輩が浜ちゃんのことが好きで騙されたら可哀想とか思ったから、しっかり誤解を解こうかと思ったけど、それが出来た苦労しないし、騙されるほうも問題だからめんどくなったな。

　と言うか気持ち悪くなって来た。人と話すのがガチ辛くなってる。トラウマになって体に影響出て来たぞ。

　「そうだったんだ。じゃあ、やっぱりごめんなさいって伝えといて」

「そんなぁ！！本当に軽いです」

じゃあ、土下座

　「いや、俺に土下座されても」

「だって怖いなら浜さんに会う方が良くないでしょ」

「確かに、そうですけど」

「まぁとりあえず、本当に申し訳ありません。この度は傷つけてしまい大変申し訳ありませんでした。」

「わかったっす伝えときます」

そうして、後輩は行った。だるかった。

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生活に困っていた女の子達をメイドとして雇っていたらもう遅いされた。