似合いの二人~契約カップルが本当の恋人になるまで~

錠月栞

第1話 二人の関係

 勉強は嫌いじゃない。分からないところが、分かるようになることに、菊森春きくもりはるは純粋に喜びを感じるタイプの人間だ。

 だから放課後ではしゃぐ友人たちに、「相変わらず真面目だな」と茶化されつつ、教室の片隅にある自分の席で、教科書と向き合っていた。

 ノートのページを消費するのがもったいないため、ただ単純に読み込むだけだが、それでも十分勉強にはなる。実際に成績は上位をキープ出来ているし、効果はちゃんとあるといえるだろう。

 幸いにも、今日は部活の助っ人に出る予定も、アルバイトのシフトも無い。最終下校時刻まで、のんびりと勉強することができるだろう。

 なんて思いながら、春が鎌倉時代の政策について、じっくり読み進めていると。

 教科書の上に、黒く長い髪の毛が垂れてきた。丁寧に手入れされて、さらさらな黒髪の持ち主は、しばらく教科書のページを眺めてから顔を上げる。

 黒い髪と同じ漆黒の瞳に、それらの黒が良く映えるきめ細かい白い肌。全体的に線が細く、整った顔立ちは人目を惹く美しさを湛えているが、その顔には少々悪戯っぽく、意地の悪い笑みが浮かんでいた。

「また、教科書読んでるのね」

「……勉強は学生の本分だから」

 邪魔だと主張するように、春が教科書の位置を動かすと。目の前の美少女はその動きに合わせて、自身の頭をゆっくりと揺らす。艶やかな黒髪が、動きに合わせて揺れた。

「彼女より、勉強の方が大事?」

 教科書を持つ、春の手に触れて。どこか挑発的な笑みを浮かべながら、彼女はゆっくりと教科書を閉じさせる。

 春が押し黙ると、彼女は満足したように微笑んで。そっと春の前髪に手を伸ばし、おでこに軽いキスを落とす。

「一緒に帰りましょう、春くん」

 ここが放課後の教室だと分かっていて、彼女はやっている。実際その大胆な行動に、成り行きを見守っていた周りの生徒数人が、息をのんだのが分かった。

「……うん。真珠ちゃん」

 諦めたようにため息を吐き出して、春は閉じられた教科書を仕舞うと、帰り支度を始める。本当はもっとしっかり勉強したかったが、彼女、月代真珠つきしろしんじゅが一緒に帰りたいと望むなら、春はそれに逆らうことはできない。

 手早く帰り支度を済ませる春のことを、真珠は満足そうに見つめていて。春が教科書の詰まった鞄を肩にかけると、片手を差し出した。

「それじゃ、行きましょう」

「うん」

 春が真珠の手を取ると、様子を眺めていた何人かの女子生徒が、息をのんだのが分かった。教室の喧騒に混ざった、囁き声が聞こえる。

「羨ましいな、真珠ちゃん」

「勇気だして、告白すればよかったな」

「無理よ、あんたじゃ。真珠ちゃんだから、春くんの隣に並べるのよ」

 自分で言うのもなんだが、春は自分の容姿にそれなりの自信がある方だ。

 やや癖のある、灰青の髪と、同じ色の瞳。元々色が薄いこともあり、肌は男にしては随分と白いが、肉体労働のアルバイトをやっているおかげで、見かけよりも筋肉はしっかりとある。

 顔立ちはやや幼さがあるものの、全てがバランスよく整っており、まるでアニメキャラクターのようだと、時々言われることがある。

 歩けば誰もが振り向く、なんていうのは言い過ぎだが。中学時代に少なくとも、二桁にのぼる女子から告白されたことがある、紛うことなき美少年。

 そんな菊森春と、その恋人である月代真珠。

 僻みによる否定を除けば、誰もが「美男美女のカップル」と答えるであろう、似合いの二人。

 部活や委員会で忙しそうに生徒が行き来する廊下を、春と真珠は手を繋いで歩いていく。時折向けられる視線にも、もうすっかり慣れたものだ。

「春くんは、今度の週末どこ行きたい?」

「どこにでも。真珠ちゃんの、お望みのままに」

 恋愛関係を隠す生徒は多いが、春と真珠の交際関係は、この学校に通う者なら誰でも知っている。

 良識の範囲とはいえ、真珠は人目があっても一切憚ることなく、春に恋人として接してくる。春が己の恋人だと、周囲に見せつけるように。

 人によっては、それを不快に思うこともあるだろうが。春は全然そう思うことはなく、むしろされるがままに、積極的に真珠と絡んでいる。

 嫉妬や羨望を向けられることには、もはや慣れ切ってしまったし。それになにより、春は真珠のものなのだから。

 昇降口を通り抜けて、校庭の横を歩いていく。校庭ではサッカー部が、元気よく練習に励んでいた。

「そうだ、春くん」

 手を繋いだまま、今までと何も変わらない様子で、真珠が春に言った。

「今月分、振り込んでおいたはずだけど。ちゃんと確認したかしら」

 真珠の言葉に、春は即座に頷く。

「うん。お陰様で、今月も電気とガスのある生活が送れるよ」

「そう。ならよかったわ」

 にっこりと、真珠は笑って見せる。その笑顔はまるで、女神のように思えた。

 いや、実際に真珠は春の女神だ。彼女が救いの手を差し伸べてくれなければ、今頃春は首を括っていてもおかしくなかっただろう。

 校門を通り抜けると、近くの路肩に一台の黒い車が停車していた。車に疎い春でも、それが高級車だと一目でわかる。

「それじゃあ、また明日ね。デートの約束、忘れないでよ」

「分かってる、ちゃんとシフト空けてあるから」

 真珠は春に頷いて手を離すと、車に乗り込む。走り去る黒い車を、春はきっちり見送ってから歩き出した。

 今日は教室に残って勉強するつもりだったが、ここまで来てしまっては仕方がない。素直に家に帰って、母に構いつつ掃除でもしよう。

 歩きながら、春は脳内でてきぱきと、今後の予定や家計について考えていた。本当に真珠がいなければ、今頃自分は、自分たち家族は、一体どうなっていたことやら。

 菊森春は、月代真珠の本当の恋人ではない。

 一か月に十万円。それが雇用契約の報酬だった。


 菊森春は月代真珠に、月十万円で雇われ、「恋人」をやっている。


 付け加えるならば、デート一回につき追加で一万円、経費は全て向こう持ち、確定申告などの税理関係の手続きも、全て月代グループが担ってくれる。

 まさに神の救いともいえる、契約条件。支払われる金の為なら、春は己の青春を真珠に差し出すことに、一切の躊躇はない。

 歩いて、歩いて、歩いて。ひたすら歩いて、春はやっと自宅までたどり着いた。いつもは電車を使うものの、今日は時間もあることだし、運賃がもったいない。

 街の外れにある、住宅街。その中でも古くからある民家が建ち並ぶ一角に、春の自宅はあった。

 築五十年の平屋一階建て。窓はテープで補強され、屋根には板が打ち付けられている。ブロック塀にはひびが入り、狭い庭には雑草が生い茂っている。

「……草むしり、しなきゃな」

 雑草の生い茂った庭を横切り、春は引き戸の玄関から家の中に入る。古い民家特有の臭いが鼻を突くが、既に慣れてしまっていた。

 中学生である双子の弟と、小学五年生になる妹は、まだ帰っていないようだ。鞄を居間に置いて、片隅に設置してある仏壇に近づく。

 仏壇の前には、母親の花之かのが座り込んでいた。膝を抱えてぼんやりと、虚ろな瞳で仏壇を見つめている。

「ただいま、母さん」

 母親の肩を軽く叩き、春は仏壇に置かれた、写真立てに視線を向けた。そこには無精ひげを生やした春の父親が、豪快な笑みを浮かべて写っている。

 相変わらず反応のない花之の体をひとしきりさすってやってから、春は仏壇に線香をあげると、着古したTシャツとジーンズに着替えて庭に出た。

 季節もあって、もうだいぶ暗くなってきたが。完全に日がくれるまでに、まだ少々時間はある。

 庭の端から、生い茂った雑草を丁寧に抜いていく。この庭も父が亡くなってから、すっかりと荒れ果ててしまった。

 黙々と雑草を抜きながら、春は頭の中で今日の夕食のメニューを考える。食材は弟たちが安売りされているものを買ってきてくれることになっているが、調味料はまだ残っていただろうか。

「おにいちゃん」

 なんて考えながら、草むしりを続けていた春だが。聞きなれた家族の声に、ふと手を止めて顔を上げる。

 庭先に赤いランドセルを背負った、妹のさくらが立っていた。幼いながら春とよく似た可愛らしい顔立ちをした桜は、春のことを心配そうに見つめていた。

「ただいま」

「おかえり、桜」

「おにいちゃん……無理してないよね」

 心配そうな桜の言葉に、春は一瞬目を見張って黙り込んでから、笑顔を作って向けて見せる。

「大丈夫。無理してないよ」

「……うん」

 それでもなお、心配そうな顔をしつつも。桜は頷いて、家の中に入っていく。遠くから双子の弟たち、夏也なつや秋次しゅうじの声が聞こえてきた。どうやら彼らも帰って来たらしい。

「ちゃんと、手、洗うんだぞ」

 桜の背中に呼びかけてから、春は抜いた雑草をまとめて、レジ袋の中に押し込む。最近はどの店でも、レジ袋が有料になって辛い。

 草むしりの作業を終えて、いつの間にかかいていた汗を拭って。全身を支配する、確かな疲労感を感じながら、春はぽつりと呟いた。

「本当に、真珠ちゃんがいてくれてよかった」


 春の父親である佑季ゆうきが死んだのは、高校に入学して一か月後のことだった。

 急性の心筋梗塞であり、倒れて病院に運ばれたときには、既に手遅れになっていたという。

 元々酒も煙草も好きだったことに加えて、長時間の肉体労働に年を取った体が耐えきれず、あっさりと死んでしまった。

 母親の花之は夫を亡くしてから心神喪失状態が続いており、仕事はもちろん家事すらまともに出来る状態ではなく。菊森家の収入源は完全に断たれてしまった。

 幸いにも労災が認められて、いくらかは金が入ったものの。元々貯金の無い貧乏暮らしだったため、そう長くは持たないだろう。

 高校の学費は奨学金を借りるとして。双子の弟である夏也と秋次の進学も考えると、金が足りない。二人のことが何とかなっても、桜のことがある。女の子は何かと、入用であるだろう。

 だから。春は家族の為に、様々なアルバイトを掛け持ちすることにした。学校と睡眠以外の時間は、ひたすら働き。生活を切り詰めて、金をやりくりしていった。

 もちろん奨学金を借りている以上、学業の手を抜くことは許されず。勉強と仕事に、春の生活はあっという間に支配された。

 家事は弟たちがやってくれている。放心状態の母の面倒は、桜が見てくれている。だから自分は家族の為に、ひたすら金を稼ごう。

 そう思って頑張っていたのだが、やがて心身ともに消耗していき、いつしか眠れなくなって。すべてを投げ出して、消えてしまいたいと常に感じるようになった。

 働いても働いても、高校生のアルバイトでは大した金は稼げず。大半が生活費に消えてゆき、残った雀の涙ほどの金も、全て貯金に回す。

 同級生たちが、部活や委員会なんかで、楽しそうに青春を過ごすのを横目に。麻痺した頭と死んだ目で、今日もバイト先に向かう。

 だが、そろそろ限界かもしれない。

 バイト先の、ファーストフード店。顔に笑顔を貼り付けて、マニュアル通りの接客をしながら、春がぼんやりとそう思っていた時のことだった。

「コーラとポテトのLサイズと―――あなたの好きなものを、なんでも」

 目の前にブラックカードが差し出され、そんな声が聞こえた。

「え……」

 顔を上げると、そこには黒い髪と瞳が特徴的な、美しい少女が立っていた。和風美人といった見た目だが、その顔には強かに見える笑みが浮かんでいる。

「あの……」

 どこかで見た顔だと思ったが、どこで見たのか思い出せずに。春がフリーズして立ち尽くすと、店の奥から店長が慌てた様子で飛び出して来た。

「し、真珠様、なぜこのお店に―――」

「ちょっと彼に話があってね。一時間ほど、借りるわよ」

「ええ、それはもちろんのこと……菊森、どうか月代グループ令嬢の真珠様に、失礼の内容にな!」

 店長が月代グループ、と言ったのを聞いて。春は目の前の少女が何者なのか、ようやく思い出した。

 月代真珠。様々な飲食チェーンを展開する、飲食業界の最大手である月代グループ。その現会長の愛娘であるのが彼女なのだ。

「別にクラスメイトなんだから、そんなに気張らなくても大丈夫よ」

 畏まる店長に、真珠はひらひらと手を振って笑う。

 確かに月代真珠は、春のクラスメイトである。大企業のお嬢様が同じクラスになる、ということで、何人かの生徒が騒いでいたから知っていた。

 もっとも、自分とは済む世界の違う人間だし、同じ教室で授業を受けているという以上に、関わることはないと思っていたのだが。

 そんな彼女が、わざわざアルバイト先まで出向いてきて、一体何の用があるというのだろうか。この店が月代グループの系列店だということは知っていたが、まさか、何かやらかしたのだろうか。

 顔面蒼白になり、立ち尽くす春に。真珠は呆れたため息を吐き出すと、手を伸ばして肩を軽く叩いた。

「別にクビを宣告したりはしないわよ。むしろ話してる間も勤務時間として、ちゃんと賃金は出るから」

「え……」

「月代グループはこう見えても、ホワイト企業として有名なのよ。実際に受賞歴もあることだしね」

 そう言って片目をつぶり、真珠は持ったままだったブラックカードを軽く振って見せる。

「さ。さっきから言ってるけど、あなたの好きなもの、何でも頼むといいわ。話し相手に飯を奢るのは、ビジネスの基本だからね」

 クラスでは美人だが人付き合いの良い、お嬢様といった感じに思われていたはずだ。

 だが目の前に現れた彼女は、まるで甘い言葉を囁く、悪魔のように思えた。

 クラスメイトとして、彼女のことは知っていたものの。菊森春は今この瞬間、月代真珠という一人の少女と、「出会った」気がした。


 なんでも頼んで良いと言われたが、不眠と疲労であまり食欲が無かったため、とりあえずオーソドックスなハンバーガーとコーラだけ頼んでもらうことにした。

「さすが月代グループの系列店ね。絶妙にジャンキーで美味しいわ」

 真顔でそう呟きながら、真珠はポテトを口に運ぶ。どうやらジャンクフードも食べ慣れているらしく、サルサソースにディップする手つきが鮮やかだった。

「ほら、あなたも遠慮せずに食べなさい」

 唇にサルサソースを付けた真珠に促され、春もコーラを一口飲む。途端、久しぶりの炭酸に、思わずむせ返った。

「げほっ」

「あらあら。まったく、仕方ないわね」

 口元を拭う春に、真珠が付属の紙ナプキンを差し出す。ナプキンを持つ手の爪が、綺麗に手入れされていた。

 春がナプキンを受け取ると、真珠もコーラを一口飲んでから、改めて口を開いた。

「で、あなたをこうして借りて来たわけだけど」

 くるくると、指でストローを弄りながら。真珠は事もなげに言った。

「あなた、私の彼氏になるつもりはない?」

 やっと落ち着いてきたのに、投げ込まれた爆弾発言により、春はまたむせかえりそうになる。ナプキンで口を押えていなければ、醜態を晒していただろう。

 汚れたナプキンを握りしめて、春は真珠に対して大きく目を見開いた。

「今、なんて」

「私の彼氏にならないかって言ったのよ。同じことを、二度も言わせないで頂戴」

 さらりと言い切った真珠に、春は考える間もなく、勢いよく首を横に振る。

「無理だ。なんで君が僕のことを好いているのかは分からないけど。僕にはとてもじゃないけど、恋なんかしてる余裕がないんだ。時間も、お金も―――」

「あら、誰があなたのことを好いてるなんて言ったかしら」

 呆れたように首をかしげる真珠に、春は硬直する。訳が分からない、さっきから真珠は、何を言っているのだろうか。

 困惑する春の前で、真珠はぴんと人差し指を立てて見せる。

「一か月に十万円。それであなたを『彼氏』として雇うわ」

 平然と言ってのけてから、真珠はポケットからスマートフォンを取り出し、テーブルの上に置く。

「付け加えると、デート一回につき追加で一万円。肉体的な接触はなし、他人に知られることが無ければ、他の相手との交際も可能」

「ちょ、ちょっと待ってくれ」

「ああ、もちろん諸々の経費はこちらが支払うわ。食事代とか、洋服代とかのことね」

「待ってくれ!」

 思わず大きな声で言うと、真珠はやっと喋るのをやめて、眉をひそめて春を見た。

「何か、不明点でもあったかしら」

「いや……無いというか、むしろ好条件過ぎて引くぐらいだけど……」

「じゃあ、何よ」

「その、何で僕に?」

 月十万円、特別手当あり、経費も全部向こう持ち。あまりにも条件が良すぎて、詐欺か何かではないかと疑ってしまいたくなるが、今の春に頷く以外の選択肢はない。

 だから引き受けるつもりではあるのだが。それにしたって、どうして真珠が自分を選ぶかぐらいは、さすがに知っておきたいのだ。

 春の問いを受けた真珠は、何でそんなことを聞くのかというように眉をひそめてから、顎に手を当てて考えるそぶりを見せる。

「そうね……強いて言えば、都合が良かったからかしら」

「都合」

「顔と成績が良くて、良い感じに金に困ってたから、ちょうどいいと思ったのよね。ああ、こんなことをする理由の方が気になるなら、単純にカモフラージュと言ったところね。これでも私、本命がいるから」

 さらりと言ってのけて、真珠はポテトをつまむ。つまんだポテトを春に向けて、またあの不敵な悪魔の笑みを浮かべて、真珠は春に尋ねた。

「で、どうなのよ。受けるの、受けないの」

 人によっては、ふざけるなと突っぱねるかもしれないが。それが出来る奴は、生活の全てを仕事と勉学に支配されたことの無い人間なのだろう。働いても、働いても、金が足りずに喘いだことが、無い人間なのだろう。

 お金で買えないものがある、とはいうものの。人は金が無ければ生きていけないのだ。

「もちろん、引き受けます。これからよろしくお願いします」

 春が頭を下げて即答すると、真珠は満足そうににっこりと笑った。

 それから、正式な雇用契約書にサインして。春は真珠に雇われ、彼女の「彼氏」となった。

 これで月十万円。デートなどもこなせば、さらに追加で金が入る。

 真珠に食べさせてもらったハンバーガーが、とても美味しかった。

 その日の夜は、久しぶりによく眠れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

2024年11月29日 15:00
2024年12月6日 15:00
2024年12月13日 15:00

似合いの二人~契約カップルが本当の恋人になるまで~ 錠月栞 @MOONLOCK

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ