真夏の日の過ごし方

第1話

「暑い」

真夏。

暑い。

とても、暑い。

当たり前。

外に出ると、汗だくだく。

やってられない。

仕方がない。

今日も行こう。

近くのラーメン屋に入る。

このラーメン屋は、めずらしく？冷房がきいている。

そこらの喫茶店よりも、涼しい。

ここでの楽しみ方がる。

「らっしゃい」

ドアを開けると、大将の元気のいい声が響く。

これがいい。

「おっ、今日も来たね」

「大将、例の」

「了解」

カウンターに腰を下そうとすると、声をかえらえる。

「おーい、こっちだこっち」

馴染みになつた常連客と、席を一緒にする。

程なくすると、熱々のラーメンが運ばれてくる。

麺はやわらかめの、味噌ラーメン、

具はチャーシュー、もやし、わかめ、ネギ。

定番だな。

真夏の暑い日に、クーラーのがんがんにきいた部屋で、

熱いラーメンをすする。

最高の在宅だ。

では、

「いただきます」