第72話 眠れない夜(パート3.5)



「ふっ、、完成したぜ」

「おぉ!人生ゲームじゃ無いか!」

「親方!じんせい、、ゲームとは一体?」

「そうだなぁ、、金さ金!つまり金を集めるゲームだ!」

「金、、ですか!」

「そうだ!」

「たった確かに金を集めるゲームだけど、、もう少し違う言い方があるのでは、、」

「そうだなぁ、、人生を考えるゲームかなぁ、、」

「人生ですか、、難しそうなゲームなんですか、、」

「まっまぁ、、そうかもな」

「ルールは隼人が教えてくるってさ!

「えぇ、、読書が説明しろよ」

「なぁ!リング」

「なんでしょうか!親方!」

「隼人のルール説明を聞きたいよなぁ!」

「もちろんです!魔王s、、隼人様のルール説明を聞いてみたいです!」



リングは目を輝かせて隼人を見つめた


「、、、えぇ面倒だなぁ、、6面サイコロを振って出た数の分進んで金を稼げゲームだよ」

「サイコロとは?」

「えっ、、サイコロって言うのは」


終わりそうで終わらない

ルール説明の地獄が始まった


人生ゲームのルール説明なのに

サッカーゲームのルール説明の話に変わったり

数学の話になったり

この世界にありもしないアニメの話をしたり

ハンバーグとチョコミントの絶妙な味のマッチの解説をしたり


「そろそろ人生ゲームを、、」

「唐揚げにはやっぱりレモん」

「は?なんつった?張り倒すぞ」

「おい!レモンは正義だろ!」

「お前は人間か!」

「魔族だ!」

「唐揚げには普通マヨだろ!」

「レモンに決まっているだろ!」

「屋上へ行こうぜ、、久しぶりに、、キレちまったよ」

「レモンの恨み!ここで晴らす!」

「マヨネーズよ、、敵は取ってやる」


<魔法銃っ>

何もない空間から

魔法銃が出てきた


「SR 混沌の一撃」


隼人の手元から真っ黒なカードが出てきた

その瞬間、、僕に向かって真っ黒なカードが黒い弾を撃ち放った


<ファイヤボールっ>


隼人は撃った弾に向かって

魔法銃でそこそこ大きい弾を撃ち込んだ


ファイヤボールと隼人が放った

弾同士があたり

煙が発生した


「やっやったか!」

「ふっその程度で俺の混沌の一撃を止めらると思うなよ!レモンの形だ!」

「なっ」


煙の中から隼人が放った弾が飛び出してきた


レベルが低いから

勝てないか、、


で、、避けられないなこれ、、うん


「マヨネーズよ、、お前に仇はいつか取ってやるさ」

「キュゥーーッツバァァアン」

「ーーーッッガハッ、、クハッ」

「親方ぁあああああああ」


胸に強烈な痛みが走った

爆発も同時に起きたため

腕全体に火傷を負った


気がついたら自然と地面に膝をついていた


くっ、、まずいな

回復魔法を体に撃ち込まないと普通にまずい


<ハイパーヒーⅢっ>


残った気力で

魔法銃の引き金をひいた


「ふぅ、、危なかったぁ」


傷はすぐに治り

気力も戻った


「さてつずk」

「親方!人生ゲームとやらを遊んでみたいです!」

「そっそうだな」

「読書よ、、この戦争はまた今度決めようか」


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