世界一のアイドル ☆
姫野 桃菜
第1話 瀬戸口紅音、アイドルデビューっ!
私の名前は、瀬戸口紅音。普通の女子高校生。
今日、私はとあるアイドル事務所でオーディションをする予定でそこに入った途端、関係者様から言われた。
『瀬戸口紅音様、申し訳無いですが今日のオーディションはなくなりました。なので、お帰りください。』
その言葉を言われた私の頭の中は、真っ白になった。
何も考えられずにそのまま、家に帰宅して沢山涙を流した。
そのとき、スマホに一通のメッセージがきた。
『初めまして、瀬戸口紅音様。私は、尾崎爽真と言います。もし、紅音様がよろしければ私の事務所でアイドル活動してみませんか?』
「尾崎爽真……?」
私は、“尾崎爽真”という人物の名前をどこかで見た気がして、ネットで調べた。
すると、“尾崎爽真”について詳しく語られているサイトを見つけた。
「やっぱり、この方は大手アイドル事務所の社長兼マネージャーを務めている爽真さんね……。」
私は、すぐに尾崎爽真さんに返信した。
『私もアイドルをやりたいと思っていたので、どうかよろしくお願いします。』と送った。
すると、すぐに返信がきて、『午後から打ち合わせをします』と来ていた。
私は、その後お昼にオムライスを作って食べて、打ち合わせの場所に向かうために身支度を済ませた。
私は、事務所内に入って尾崎爽真さんとその他関係者様と一緒に打ち合わせを始めた。
「私は、瀬戸口紅音です。世界一のアイドルを目指して頑張ります!」
私は、自己紹介をした。
「よろしくね、瀬戸口さん。」
「はい、よろしくお願いします!」
私たちは、今後どういうことをやっていくかを話し合って決めた。
午後22時
私は打ち合わせが終わって、帰り道にコンビニに寄ってから家に帰宅した。
紅音の部屋
「はぁ〜、疲れた……。」
家に帰宅してから、シャワーを浴びてすぐにベッドに横になって眠った。
次の日の午前10時
私は朝7時に起きて、顔を洗って、寝間着から私服に着替えてから洗濯などの家事を終わらせて、事務所に向かった。
「おはようございます!今日からよろしくお願いします!」
「おはよう、紅音ちゃん。朝から元気でいいわね!」
「ありがとうございます!」
私は事務所に付いて、関係者様に挨拶をして楽屋に向かった。
楽屋
「楽屋って、こんな感じなんだ……。」
私は生まれて初めて楽屋の中に入って、少し浸れていた。
そのとき、私の背後から足音がした。
「ちょっと、楽屋の入口塞がないでよ。」
「ご、ごめんなさいっ!!」
「あら、貴方……新人アイドルの瀬戸口紅音?」
「はい、そうです。」
「アイドルの世界は、全く優しい所では無いから浮かれないでよ」
「はい!……貴方は、誰?」
私は、名前を聞いたとき、心春はびっくりしていた。
「貴方……私を知らないの?!」
「は、はい。」
「私は、松原心春。人気アイドルよ。」
「よろしくお願いします、心春ちゃん!」
「礼儀がなってないわね、瀬戸口紅音。」
「そうかな?心春ちゃんと同い年ぐらいだと思うんだけど……。」
私は、心春ちゃんに尋ねたとき、心春ちゃんは、『よろしく、紅音。』と言って、仕事場に向かっていった。
(心春ちゃんって、可愛い……。)
私は楽屋で少しのんびりしていると、爽真さんが楽屋に入ってきた。
ガチャ
「紅音、そろそろ撮影が始まるから地下1階に向かうぞ。」
「分かりました。」
私は、爽真さんと一緒にこの事務所の地下1階に向かった。
地下1階のスタジオ
「私は、瀬戸口紅音です。今日は、よろしくお願いします!」
「よろしくね、紅音ちゃん。」
-撮影後-
「紅音ちゃん、初めての撮影お疲れ様!」
「お疲れ様です!」
『おーい、紅音。早く楽屋に戻って、次の現場に向かう準備するぞっ!』
「はい、分かりました!!……では、お先に失礼します。」
「またね、紅音ちゃん。」
私は、カメラマンさんにお辞儀をして爽真さんと一緒に楽屋に戻って、爽真さんの車で次の撮影場所に向かった。
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