ゐゑはるの独り言ち
ゐゑはる(いえはる)
「年齢」について
私は「いま、おいくつですか?」と訊かれ、すぐに答えられないようになってしまいました。別に「答えたくない」という訳ではないのです。「…あれ、俺いま何歳だったっけ?」と、左下を見ながら考えてしまう。「俺が生まれたのが西暦何年だから…」と、いちいち計算してしまうのです。
「昔はそんなことはなかったのに…」と思い返してみるのですが、当時は年齢で答えてなかったなと、学年で答えていたなと、記憶が
そこの辺りの年齢が一定でなくなってくる分岐点が、大学生ぐらいだと思います。高校でも留年や浪人はありますが、おおかた大学生が割合を占めていると思います。大学には色んな年齢の方がいます。明らかに教授顔をした人が、学生であったときには驚きました。いくつになっても学ぶことは素晴らしいことですので、それを否定している訳ではありません。最近流行りのダイバーシティをふんだんに用いているのが、大学の良いところです。ですが、それによって
「年齢」というものを重要視すると、上と下が出来上がってしまいます。要は上下関係のことです。上下関係、必要ですか?私は必要ないんじゃないかと思います。「お前は先輩に対して敬語を使いたくないだけじゃないのか?」と言われそうですが、そうではありません。私は「誰に対しても、先輩でも後輩でも同輩でも、敬意を払って接するべき」という考えでいます。
「敬意を払う=敬語を使う」は、どうも納得ができない等式です。敬語を使えば敬意を払ったことになるのであれば、
上下関係をしっかりしたい人はそうすれば良いですが、それを強制してこないでほしいというのが私の意見です。
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