⑧ ☆の数だけ優れている?
初めて立ち上げた自主企画、最終結果。
(『書き手の技法が見たい。異世界ファンタジー限定』──2023/07/08~07/22)
途中離脱も含め、60数作品もお寄せいただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
───さて最終回。
いつもの
読み進むのは自己責任でお願いいたします。
参加作品全て余すことなく。
滑る目を両手でがっしり固定しながら踏ん張って拝読いたしました。
……で、本当に気づいちゃったんです。
「技法と内容の良し悪しは、☆の数相応」
これに尽きるなあと。
(※投稿から日が浅い~そもそもPV自体があまり無いのは別)
参加作品は全て参加順通りに拝読。
☆が多いから読んだとかは一切無いです。
なんせ筋書きもまともに見ず片っ端から読んでますから。
そこは平等公平です。
とにかく読書が嫌いな人間です。
小説を書く鍛錬も当然自己流。
まつわる一般的な文章素養、無きに等しく。
平易か難解か
通俗か高尚か
……なんて冷静にジャッジする基準は当然備わっていません。
「感じ入ったもの」には何らかのアクションをしました。
全て自分の直感と好みと言語感覚に従って。
そんな自分が、フツーに思ったんですよね。
☆が多い作品は上手だし、読ませるって。
獲得数ほどに、圧倒的に。
もちろん例外もあったし
好みかどうか、面白いかは全く別問題だし。
人気があるから正義で正道だ、なんて断言はしません。
書き手になった時。
「何故読めたのか」を分析して、取り入れることが大切だと思うんです。
流行りモノへの便乗か
ストイックな自分世界の求道か
書き方を模写で倣うか
自己流をかたくなに守るか
テンプレートをアレンジするか
オリジナリティという名の幻想を突き詰めるか───
とにかく、手段は多いほうがいい。
実際特に、プロで食ってる人って〝どっちもできる〟から。
あな恐ろしや。
詰まるところ
「読まないより読む」
作品を向上させるには、自身の立ち位置を知るにはこれしかない。
内なるものになんか絶対期待しちゃいけないのです(爆死
読みたくなくても読む。興味がなくても読む。
自らに課してみて、それはほんとよくわかりました。
そして
「手に取るかどうかは親近感」
よそ様の作品を読む、興味を持つ以前の問題として立ちはだかるのは
『所詮は他人事』である作品と、読者との間にある距離であると。
それをどう詰めるのか。
筋トレ好きに異世界モノを手に取ってもらう。
それぐらいの気概で考えて初めて〝惹き〟を得られるかもしれない……
でもやっぱり
いくらたくさん読んで慣れても、根っからの読書好きにはならないかな(えー
人間ってそんなに簡単に変わらない。
お読みいただき、ありがとうございました。
────────────
メインはここで終わりです。
次項以降は全て蛇足ですので、興味と時間があるかたはどうぞ。
(相変わらずの放言ブーメラン率100%進行)
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