第6話 北海道の旅 その1

警察を辞めてから、一か月半が過ぎた。

今は、心と体を休めるため、何も考えずに好きなことをする時期と決め、日本一周車の旅に出かけている。


今回は、北海道へ行くのだが、、、北海道は、陸からは行けない。

車で行くには、フェリーを使うしかない。

フェリーは、青森から函館、大間から苫小牧などの経路があるが、今回は、青森から函館のフェリーで行く事にした。


フェリーは、とても快適である。

車をフェリー内に駐車して、あとは、ひたすらフェリー内で遊んでいれば、4時間もあれば北海道へついてしまう。


ということで、、、北海道、初上陸!

新聞が賑わってないか心配したが、そんなことは全くなく、余計な心配であった。


函館は、港町である。

イカ釣り体験をして、釣ったイカをその場で食べたが、これがとてもうまい。

イカってこんなに甘かったのか?と思うほど甘い。

函館のイカ、恐るべし。


北海道の100名城ですが、根室半島シャチ跡群、五稜郭、松前城である。


まず、私は、松前城へ向かった。

函館から松前城へ行く途中、たまたま木古内町という道の駅へ立ち寄ったところ、行列を見つけてしまった。

人間の本能というのは、恐ろしいもので、何があるのかわからず、その行列に並んだ。

しばらくすると、看板などから、この行列がパンを買うための行列だとわかった。


お店の名前は「コッペン道土」

良く街角で見かけるミニクロワッサンみたいな大きさのミニコッペパンを販売していた。

しかも一人、限定5個の販売。

私は早速、5個購入。

一口パクリ。


外はカリッと中はもちっとしていて、パンの下部にあるバターが丁度良い感じに主張してくる。

感動の出会い。

とても、とても美味かった。


函館に行ったら、是非、木古内町のコッペン道土に行ってみてパンを食べてみて下さい。



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