第57話 高鳴
「んんー!?」
昼過ぎに起きると、スピカのあどけない寝顔が目の前に。くちびるとくちびるが触れてしまいそうなほど近い。
体の中が熱くなり、肌の感覚がおかしい。胸が高鳴って、頭が真っ白になる。それに、体が微かに揺れている。これは…?
「コフィ! ねぇ!」
スピカが突然目を見開いて、びっくりする。そして、驚いた俺たちは同時に口にした。
「「地震だ!」」
バッグの中でナミが警告を発する。
「コフィ、危険だって、何かが言ってる!」
驚いて立ち上がる俺たち。海へと向かった俺は、巨大な怪物の群れを見つける。
「スピカ、大変だ! 海に巨大な生物がいるよ! モササウルスみたいだ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます