第32話 悪魔との戦い
※――――――――――――――――――――――
「勝負だ……ドゥーマ!」
青い図体に灼熱の赤髪。おぞましい生物は俺の言葉には耳を貸さないまま、久方振りの外界に物珍しさを覚えたかのように限りない夜空をじっと見つめるばかり。俺はそんな油断し切ったところへ、思いついた『作戦』を決行するため長剣を引き抜いてドゥーマの背中へと飛び込んだ。
「せあっ!」
「ッ!」
気配に気づかなかったドゥーマの背を真一文字に裂いた。翼より下の部分に赤い線が滲む。血こそ少量だが、深手を与えることが目的でない俺にとってはそれだけで充分だ。
「よしっ」
剣で傷がつかない程に頑強な体ではない。これならばドゥーマを打ち倒せる可能性がある。挑戦権を獲得した喜びも束の間、あのオニキスの如き漆黒の瞳がこちらを見ていた。
呼吸が止まりそうになる。
一撃離脱。即座に踵を返した俺は、そのまま距離を取ろうと遺跡の方へ向かって走った。しかし、ドゥーマの尋常ならざる身体能力は目を見張る速度で追ってくる。鞭のようにしなった腕が背中を掠めた。
バランスの崩れた上体を保つことは叶わず、膝を擦り剥く形で転倒してしまう。剣は手放さなかったものの、ドゥーマに対しては防御に使っても棒切れが良いところ。キッグを貫いた爪が大振りで迫ってくる。
「――っ」
襲いくる衝撃に身構えた瞬間、訪れたのは空中へと飛び去るような浮遊感だった。自分の足が大地から離れ、吹き飛ばされたのではないかと思ったがそうではない。止まった世界で、黒い背広に一つ結びにされた白髪が靡く。薄く血を滲ませながらも、逞しい片腕で俺を担ぎ上げたのは数々の伝説を持つ開拓者だった。
「クイップさ……うわっ!」
「舌を噛まれますぞ」
彼は言いながらドゥーマとの距離を取る。数歩飛んだ時には、すっかり怪物の魔の手が届かない位置へと移動していた。クイップさんは俺を地面に降ろすと伏せ目を作って言う。
「随分と無茶なことをなされますな」
「こ、これしか方法がなくて……ありがとうございます。助かりました」
先の一瞬だけでも無謀そのものの光景だっただろう。まさか狼も満足に倒せない支援者が、自分の倍はあろうかという大きさの獣に斬りかかっていたのだから。しかし、俺としては至極まともにドゥーマに打ち勝とうとしている。魔術で半身を吹き飛ばされたにも関わらず命ある奴には、普通の傷では致命傷たり得ない。
それよりもクイップさんは自分自身の戦いへとその身を投じていたはずだ。当然、相手となっていた女性の存在が気掛かりになる。
「アレスさんは、どうしたんですか……?」
まさか自らの弟子を斬り殺してしまったのか。そんな縁起でもないことを思っている最中、話を割るようにドゥーマが突っ込んでくる。遺跡の内部から地上へと飛び去った脚力は伊達ではなく、肉食獣をも越える速さで接近して来ていた。
クイップさんはもう一度俺を担いだ。再び逃げようとしてくれているのだと思ったが、もう片方の手は何故か細剣を引き抜いている。
「ルミー殿。多少の返り血は覚悟されよ」
――返り血!? この状態で迎え撃つ気か!?
暴れ牛のようにこちら目掛けてくる二本角。クイップさんは青い肉塊に一つも臆することなく、俺を持ち上げたまま微動だにしない。恐怖で声も上げられない中、クイップさんはその剣を掲げた。
「――せッ」
短い吐息が聞こえたかと思うと、俺とクイップさんに向かっていたはずの巨体はぶつかることなく俺たちを通り越して行った。空中には膨れ上がった青い腕が浮かんでおり、それを見た瞬間、切り離されたそれとドゥーマの胴体の間をすり抜けたことを認識する。
「グルルァッ」
すぐに踵を返したドゥーマだったが、再び腕が振りかぶられた瞬間には、奴の体は頭の先から股にかけて真っ二つになる。これだけ近くにあっても目視し切れないほどの斬撃を放ったクイップさんは、悪魔が倒れる前に素早く距離を取った。
「すげぇっ……!」
「私の弟子であれば、森の中で眠っております。それよりもルミー殿、一つお聞きしたいことが」
クイップさんはさっきの質問にすんなりと答えた後で、いつもの何倍も真面目な顔になって尋ねてきた。
「中に居る兄妹は、どうなりましたか?」
その表情の中には歴戦の傭兵としての気迫は微塵もなく、あたかも父が子に向けるような心配や憂いの感情が見えた気がした。
もしここで真実を告げたら、彼は俺を殺すだろうか。遺跡に入る前、俺を信じて「頼みます」と言ったクイップさんの趣意を叶えることはできなかった。兄は死に、妹は拭い去れない深い傷を負ってしまった。俺はここに、あの洞窟でできなかった責務を果たしに来ただけなのだ。
「俺を斬るのなら、せめてドゥーマを封印した後でお願いします」
最悪の事態も想像できる一言に対して、彼は眉一つも動かさなかった。俺はその覚悟を受け取り、洞窟での出来事を明かす。
「キッグ・セアルは死にました。ですが、マイは生きています」
「――そうですか」
俺とクイップさんの問答の間に、ドゥーマの体は残った部分の多い方から伸びるように再生し始めた。切断した部分から二体に増えでもしないかと思ったが、どうやらもう一方は動かぬ骸として転がっているだけだ。
「であれば、私が為すべきは一つ」
その様子を見届ける前にクイップさんは俺に向いて、悪魔の血を吸った剣を自身の前に立てる。おとぎ話で聞いたことがあるような、騎士が行うという儀礼の一つだ。その意味は『命を託す』だったと記憶している。
「マイ様に協力する貴方に従う。それだけでございます」
「あなたはマイの……いや、セアルの……」
ずっと疑問に思っていた。生粋の開拓者であり、性も持たない彼がどうして礼儀を重んじているのか。キッグに付き従っていたことも含め、その出自には、没落したとは言え貴族としての生き方を忘れなかったセアル家との深い関わりがあるのかもしれない。
「いえ、今は聞きません。この戦いの後で、きちんと彼女に話してもらいます」
俺はかぶりを振りながら言った。これはきっと俺が聞くべき内容ではない。正統なセアル家の血筋を持つマイが知るに相応しいものだ。クイップさんはしっかりと頷いてくれた。そして復元した体を起こし始めたドゥーマに向くと、先の一時で手に入れたらしい感触を呟く。
「動きは単調ですが、まともに受ければただでは済まなそうですな」
「キッグも奴の腕に刺されてやられました。速度もさっき見ていただいた通り、尋常ではないみたいです」
「貴方は無謀な戦いに身を投じるような愚か者ではありますまい。倒す方法をご存知で?」
クイップさんの言葉に、ポケットに突っ込んだままの刻時石を取り出しながら頷いた。中心から広がる蜘蛛の巣にも似た紋様を示しながら、俺の中の作戦を告げる。
「確証はありませんが……この術式をそのまま奴に書き込みます。そうして奴の肉体を媒体とし“封印術”を発動すれば、無理やりドゥーマを消失できる可能性があるかと」
刻時石は魂を封印する器だった。セアルの先人は、何かしら魂を抜き取る術を持っていたのではないだろうかと思う。しかし、そんな方法は俺が今まで学んできた呪術の中には存在しない。かつてのセアル家が行った封印の方法には頼れないのだ。
ならばと考えついたのが、ドゥーマの体そのものを呪術の触媒とし、奴の魂を再び刻時石に封印すること。呪術の発動には触媒を消耗するという特徴がある。本来は不利益なその性質を逆手に取ることで、理論上はドゥーマの肉体の消失と、封印術による魂の機能停止が狙えるはずだ。賭けではあるが、これだけの再生能力を有するドゥーマに勝つにはそれしかない。
「なるほど。つまりあの面妖な力を発動させず、傷跡を残す必要があるのですね?」
「そうなります」
仮にクイップさん一人ならば造作もないことだろうが、呪術の才を持つ人間は彼のような超人じみた動きをすることはできない。呪術を作り出すためには“呪術士”の能力が必須。どう思索を巡らせても、最終的には俺がドゥーマの懐に飛び込む必要がある。それこそがこの作戦における最大のネックだった。
「その術式は体のどこに刻んでも問題ありませぬか?」
俺は「おそらく」と正直に答える。この方法については一つの裏取りもできておらず、まさにぶっつけ本番の状況だ。しかし、これまで学んできた呪術の知識から導き出した答えには幾らかの自信がある。
クイップさんは満足したように頷くと、細剣に付着した血液を振り払った。名を与えられていないという剣は、それだけで刃に輝きを取り戻す。
「ならば私が道を切り開きます。ルミー殿は奴の後ろに回り込み、術式を完成させてください。一撃ごとに私が離脱させます」
「そ、そんなことが可能なんですか……?」
「お任せを。老体ではありますが、あの程度の鈍重な獣であれば問題ありませぬ」
余りにも頼もし過ぎる言葉を信じるしかない。一人で突っ込んだところで、所詮は嵐に羽虫が立ち向かうのと同じだということは先程証明されてしまっている。現状において、ドゥーマに勝つためには最も頼りあるのが彼であった。
「始めます」
走るクイップさんを追随する形でドゥーマへと接近する。目の前には裾のなびく背広があったが、それは一つの瞬きとともに視界から遠く離れていた。迎撃の体勢を整えていたドゥーマの両腕が右、左と順に落ち、料理人の下拵えのような手際の良さに感服する。
「ルミー殿!」
無防備となったドゥーマはクイップさんに噛み付こうとするが、器用にも細剣を牙に当てて防いでしまう。俺は作戦通り巨体の背中側に回る。術式を二度刻み込んだところで、悪魔の顔がぐるりと向きを変えた。奴の唾液が外套に触れる直前、さっきみたいに体が浮く感覚に見舞われる。ドゥーマの前方に居たはずのクイップさんが、いつの間にか俺を掴んで跳んでいた。なんという戦闘技術だろうか。
「次を」
着地したら間髪入れず、クイップさんはその足をドゥーマに向けている。彼がさっきと同じように走り出すのを見て、再びその後ろを追った。今度は木の根のような奇怪な足を伸ばすドゥーマだったが、それすらも膝から下が切断されて抵抗にならない。
俺はその隙にもう一度回り込んで背中に剣を突き立てていく。浅い傷で刻時石に刻まれた紋様を再現していくが、あまりに複雑な手順に果てしなさを覚えずにはいられない。命懸けの綱渡りへと挑む憂惧が心に過ぎった時、力んだ剣が深く入り込んでしまった。
「しまっ……!」
切っ先がつかえて青い体から抜けなくなる。ドゥーマはこれを好機とばかりに切れた足をも使って体を無理やり起こした。腕もないのにあっさりと立ち上がる巨体。剣を握ったままの俺の足が地面を離れて、真っ青な崖が大きく反り始めた。
「押し潰す気か……!?」
予想だにしない行動にクイップさんが駆けるが、ドゥーマの正面に立っていた彼の位置からでは届かない可能性が高い。剣を捨てそびれた自分の判断を悔やむ。脱出は間に合わない。せめて奴の細くなった体に上手く重なって腕の一本だけでも残そうとするが、悪足掻きも良いところだ。
酷く濃い空が降ってくる。しかし同時に、ドゥーマの首から上がやけに短くなった。曲線を描く角が地面に突き立つ。俺に降ってきたのは空ではなく、赤い雨の雫だけ。その上に人影を見て驚愕した。
「はっ!」
影は気迫を発しながら反れた背中を前方に蹴り飛ばした。俺は叫び声を上げながら筋肉だらけの体へとうつ伏せに倒れていく。砂埃が舞い上がった先には、鮮やかな青藍の髪を振り払う女性が居た。
「二人でお絵描きかしら? 楽しそうなことをしてるじゃない!」
「アレス!?」
ドゥーマの翼の上で、首を飛ばした正体を呼んだ。頬の皮膚は破れ、胸当てがあったはずの服は布地だけになってしまっている。それもまた所々に解れや出血の跡があって俺以上にぼろぼろの風体だ。そんな彼女をクイップさんが怪訝な表情で見ていた。
「……昼寝はもう良いのか?」
「ええ。これでも“若手最強”よ。いつまでも貴方との稽古でへばっていられないでしょう?」
きっと激しい戦いを演じたのだろう。しかし二人の中には禍根を感じられず、互いに不敵な笑みを浮かべる姿には血縁以上の絆が垣間見える。俺は剣を引き抜いて二人の元に駆け寄った。
「ありがとうアレス。助かった……でも」
助けられたことに間違いはなかったが素直に喜べない事実もある。全身の切断面がボコボコと水の沸騰のように盛り上がり始めたのだ。
「もう再生が始まってる……!」
「おそろしい化け物ね」
新たな頭を生やしたドゥーマの体はまるで新品同然だ。無論背中の術式は消えているだろうし、このままやり直しを要求され続ければいずれは俺たちの体力が尽きてしまう。まずは攻略の糸口を見つけなければ。
「ルミー殿」
立ち上がる不死の悪魔を観察していたクイップさんが俺の名前を呼びかけ、感じていたらしい違和感を伝えられる。
「奴は腕を失っても再生しようとせなんだ。発動のために、何か条件があるのでは」
条件。その言葉を聞いて思わず「なるほど」と呟いた。先ほどドゥーマは両腕を斬られたにも関わらず、その図体だけで二人の剣士に応戦していた。明らかな戦力低下だと言うのに、腕を回復させなかったことには違和感がある。もしそれが『しなかった』のではなく『できなかった』のなら、不死にも一定のアルゴリズムが存在すると考えられる訳だ。
「キッグが上半身を吹き飛ばした時も復活していた。首から上を失ったら、か……?」
「試してみましょう」
推測を聞いたアレスは言うが早いか、その姿を風塵の中へと霞む。紺青の悪魔が振り下ろした拳を華麗に躱すと、宣言通りもう一度首を跳ね飛ばしてみせた。荒野には都合二つの同じ生首が転がり、実に気味の悪い眺めとなる。
「あ、あんなにあっさり……」
「人の話を聞かぬ――不肖の弟子でございます」
クイップさんは呆れ顔だったが、どこか楽しそうに口元を緩めている。どうしてアレスが自由奔放な性格をしているかという答えの一端を見た気分だった。
果たして、ドゥーマの首からは落とされた頭とは別の、しかし瓜二つの骨格が生成された。人じみた頭蓋骨が内側から形作られていく様子は、えも言えぬ気味の悪さを醸し出す。
「再生した……!」
「つまり、頭部を失うことが不死の発動条件……ならば」
今度は隣で突風が生まれた。クイップさんは動き出しかけたドゥーマのすぐ側に接近している。そして瞳同士が交差するよりも早く、ドゥーマの全ての四肢が切り離されていた。血肉がぼとぼとと地面に落ち、全ての支えを失った青い体は角を折りながらうつ伏せに倒れた。クイップさんはその上で腰に剣を突き立て、荒野に固定する。
「これで標本も同然」
一層奇妙な姿で吼え悶えているドゥーマを押さえるクイップさんに駆け寄った。表情に促されて奴の背中の上に立つ。海老反りになって乗られることを拒絶するドゥーマだったが、すぐにアレスが肩と地面を縫い付けてそれを許さない。
俺はピンに押し留められた青いキャンバスに刻時石に記された術式を描く。マイと出会ってから約一か月研究した紋様は、複雑でも記憶してしまえるほどに見続けた。迷いなく彫刻を入れていく中、もがいていたドゥーマの動きは観念したようにゆっくりと止まっていった。
完全に動きが静止した。
すると突然、悪魔の体は再生を始めた。ボコボコと手足が伸び始め、すぐにあの奇怪な蔓状の足の先までが元通りになってしまった。
「離脱を!」
危険を察知したクイップさんが叫び、それを聞いたアレスが俺を抱えて戦線から抜け出す。ドゥーマはその体を再び起こし、戦いの意志を削がれていない様子を誇示するが如く咆哮した。
「どういうこと……!? 首は落としてないわよ」
「――まさか」
体を吹き飛ばされた時、首を切られた時、そして今のように四肢をもがれ、しばらくの間地面に倒れ伏していた時。これらに共通しているのは、とある一つのシチュエーションしかない。この予想が正しければ、ドゥーマの再生を誘発させることができるはずだ。俺は仮説を確信にするため、クイップさんに頼み事をした。
「クイップさん。あいつの心臓の位置がわかりますか?」
「先程、胸の辺りから拍動を感じました。それが何か」
「そこを突き刺せますか」
「お任せを」
するとクイップさんは走り向かうでもなく、その場で剣を構えた。しかしその持ち方は到底剣士には見えず、まるで矢を番える弓士を思わせる。それを見て直感的に理解した。剣で狙撃するつもりなのだと。
心臓目掛けて投擲するのかと思いきや、片手は強く握られていてそんな素振りは毛ほどもない。全神経を集中させた剣士は、ただの一言とともに突きの動きを『素振り』する。
「“破剣”ッッ!」
目には見えない何かが飛翔した。突風が渦を巻いて、陽炎の如く空間が歪む。その歪みは視認できないほどの速さで進み、やがて青い体の中心を穿って、鮮やかなまでの血液が飛び出した。
ドゥーマの真っ黒な瞳に目蓋が被さっていく。心臓と思しき箇所を切り抜かれた巨体はゆっくりと膝を突き、先の復活から一歩も動くことなく再び絶命した。
「……」
もはや唖然とするしかない。剣閃が飛び、言わば衝撃波だけであの獣を殺してみせたのだ。これが剣の道を極めた者の辿り着いた境地というものか。なぜか素晴らしい芸当を見せた本人よりも弟子の方が誇らしげにしており、とても先程まで真剣を交えていたとは思えない様子だ。
果たして、胸だけを失ったドゥーマはその体の再生を始めた。抉られた胸に新たな肉が覆い被さり、ゆっくりと目を開ける。
「やっぱり……二人とも!」
呼びかけるとアレスは怪訝な表情のまま、クイップさんは何かを得心した様子でこちらを見る。俺は看破したドゥーマの特性を告げた。
「ドゥーマの能力の発動条件は、ドゥーマ自身が絶命した時です!」
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