995話 その日の廣瀬&ジャンヌ配信
「昨日と今日を隔てるモノは〆切だけ!廣瀬と」
「特技は火力集中!多対一で一点突破!ジャンヌの」
「「早朝ミーティング!」」
『朝から深夜テンションw』
『毎回始めと終わりが違うのが凄いw』
『憂鬱な朝もこの二人のテンションで乗り切れる感が凄い』
『でも基本毒しか吐かないという』
『社畜と聖女の普通=常人の劇毒』
『夜勤明けの私に良く効く』
「夜勤明けの皆さんも徹夜組の皆さんも少しは眠りましょう!私みたいになっちゃいますよ?」
「私も頑張りすぎて早くに永遠の休息を取る羽目になっちゃいましたし」
「「まあ今はこうして楽しく働いていますけど」」
『ほんま楽しそうに笑い合ってるぅ…』
『死んだ後にホワイトな所に永久就職…』
『!?なんか巫女様の兄者死去の報道が』
『ほんまや!えっ?何この報道』
『日本だけじゃないよ!なんだか全世界で報道されてるらしい!』
『あの人黒柳さんと同じレベルで死なない人だと思ってたんですけど!?』
『俺はセ〇ール』
『何でや!セ〇ール一度死んだやろ!』
『飛行機から落ちたくらいでアレが死ぬか!受け身とって生きてるって!』
『なんだか年代が分かる会話を…』
「えっ?ボスが死んだ?ブラックホールに向かって「今がそのと・き・だ!」って歌いながら突入して平気だったのに?」
「とある世界の意思から魂ごと抹殺されるところを悠々回避した挙げ句殺された体は用意していたダミーの義体で何事もなく姿を見せたような人ですよ?」
「最も無防備な魂の状態で世界を乗っ取ったりしましたからね…あの人神でも出来ないことを平然としておいて「人は無限の可能性を秘めている」とか恐ろしいことを言いますからね」
「なにそれ怖い」
『待って待ってw』
『情報量!情報量が凄いから!』
『これで神ではないと言いきる兄者が恐ろしいw』
『流石巫女様のお兄様…最強の防御機構…』
『絶対長官スタイルでダンジョンを殴ろうとして強制テレポーテーション受けたな』
『なお余波でダンジョンは消滅する』
『静かなる御方!?』
『成る程どうやっても死なねぇ!』
『義体って…』
『人間には物理的な限界があってですねぇ!?』
『無限の可能性を掴み続けた挙げ句超越している兄者を人とカウント?ご冗談を』
『兄者っていつからそんな無茶苦茶なの?』
『生まれたときからとかだったら確実に世界の不具合』
『情報量多すぎて死亡説が吹き飛んだw』
「えっ?ボスは…私が秦広王様の所で出会う前からのようですから…10年以上前からああみたいですよ?対ダンジョン覚醒前から妖怪とバトっていたみたいですし」
「……あっ、私聞きました!戦闘自体は8歳辺りだそうです!誘拐阻止とか毒系統を盛られたのはそれより少し前だそうです」
「…ボスは人生何週目なんですかね?絶対強くてニューゲームだと思うんですけど」
「それ私も聞きましたけど、転生した覚えもなければそんな繰り越し特典や経験値はなかったそうですよ!異世界の女神様にも何度も突っ込み入れられたとか」
「異世界の話は私も聞きましたが…あれ何も知らないときに聞いたら絶対嘘だと思いますよねぇ…」
「凄いですよね…二度でしたっけ?異世界転移」
「二度目は光る直前でバックステップによる緊急回避したとか?」
「次元系の術って、避けることで来ましたっけ?」
「ボスのバックステップって、実は異相を幾つか潜っているんですよ…なので一瞬なら同軸上の次元攻撃や束縛を回避できるんですよね…無敵時間だとか言ってました」
「……控えめに言って化け物ですか?」
「ステップで異相移動をするなんて仙人でも無理なので…化け物です」
「…どう考えても敗北や死に様が想像できないんですが」
「敗北前に一撃離脱の戦略的撤退をするでしょうし。ただしその一撃で敵は死ぬ」
「撤退とは(哲学)」
その後戦術的撤退と指揮を封じられたジャンヌのブラックトークやジャンヌの戦闘とランチェスター戦略についての思いつき講座で残りの時間は消費された。
「私は死すとも社畜は死せず!廣瀬と」
「On les aura!の精神は勇気の印!ジャンヌでした!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます