恋
天結瘡
君を見て 胸の高鳴り 自覚した 恋って多分 こういうことだ
君を見て
胸の高鳴り
自覚した
恋って多分
こういうことだ
朝起きて
浮かんだ顔が
君なんだ
それくらいには
大好きなんだ
知らぬ間に
君に目がいって
その笑顔
釘付けなんだ
笑えるだろう
いつもそう
笑って過ごす
君だから
ずっと思うの
窮屈だろう
こんな僕
きっと眼中
にすらない
それでいいんだ
眺めるだけで
やっぱ嘘
君が誰かの
隣でさ
笑ってるとか
死んでも嫌だ
君と僕
釣り合わないと
わかってる
それでもやはり
君が好き
優しくて
真面目でだけど
ふざけてる
そんな顔にも
虜になるの
秘密だと
そう言う様に
微笑むと
跳ね上がるんだ
僕のこころが
でも偶に
君が隠した
黒い部分
幻滅しない
だから見せてよ
いつもそう
なにも教えて
くれないの
こんなに君が
大好きなのに
上辺だけ
そう自虐気味
その笑顔
それはどうにも
好きになれない
ごめんねと
目を下に遣る
意味もなく
君の表情
浮かない顔で
怒ってる?
そんな訳ない
繰り返す
人間だから
失敗するさ
死にたいと
思ったのなら
この僕が
死んであげるよ
君と一緒に
この世界
大嫌いなの
僕もだよ
安心してね
君だけじゃない
運命と
そんな言葉で
この出会い
片付けられる
訳ないだろう
屋上で
ひんやりとした
空気感
これで最後と
眺める景色
本当に
いいのかを問う
君の目に
頷いたんだ
笑いながらね
目を瞑る
大好きなんだ
これからも
ずっと一緒と
笑いあったの
恋 天結瘡 @amayuigasa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます