烏
凪瀬涙
詩
それは小さい三角の中
思い耽ると
いつの間にか居座っていた
何も言わずして
孤独を掻っ攫う
あのオニキスみたいな眼
何を見つめているのかも
わからず
不審に思った
それさえも
わかられている
みたいで
その眼に恐れ心を奪われそうになりながら
愛らしい騒音を心に注いでいた
いつの間にか
私は
夕焼けに 落ちていた
烏 凪瀬涙 @namidachan
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