アーク刑事 激フレンズ SEASON6

埴輪でござる

第1話:忍者キマイラ登場

プロローグ

俺の名は、刑世鳴汰。

爆弾処理士だ。

こんな俺が、何故か戦う破目に。

それじゃ、スタート。

チャプタ―1

ここは、城南島である。

「今回は、海の中か。」

そこへ、味之和仙受と以史夜筌乃がやって来た。

「魚雷の不発弾って・・・。」

「行きましょう。」

俺達は、飛び込んだ。

「あ、あれか。」

「随分、でかいな。」

「縛って、粉砕なんて、どう?」

「いや、俺の幻衝術で。」

「わ、理解った。任せた。」

「先に行ってるよ。」

仙受と筌乃は、去って行った。

「砕幻衝。」

俺は、粉砕を想像して術を放った。

魚雷の不発弾は、爆発して消え去った。

チャプタ―2

ここは、山の内部のマグマ溜まりである。

そこには、密薬技 枠とブラストウィークという暗黒魔道士が居た。

「クククッ。御目覚め下さい。ギエール大首領。」

すると、マグマの中から、ギエール大首領が出現した。

「こ、この御方がギエール大首領?」

「我が名は、ギエール。枠よ、街を破壊せよ。更地のごとくな。」

「で、ですが、どのように?」

「しかとの力を使え。」

「しかと=無視。」

「ブラスト。その力で何とかして来い。」

「仰せのままに。」

ブラストは、消えるように去って行った。

チャプタ―3

ここは、本部である。

「今日は、不発弾三発だけか。」

「接近するなって。」

「危ないから、止めて。」

「はい。」

チャプタ―4

ここは、蒲田である。

そこには、ブラストが居た。

「ここにしよう。」

ブラストは、しかとの力を回収し始めた。

「おお。こんなに。クククッ。さてと。」

ブラストは、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「爆弾を仕掛けろ。」

「キエーッ。」

ライカン兵達は、爆弾を仕掛けた。

チャプタ―5

俺は、スクーターに乗って、銀座辺りを走っていた。

「現場まで、後・・・。結構掛かりそうだ。」

しばらく走っていると、目の前に、九つの尾を持った

巨大な狐が出現した。

「ウワーッ。」

スクーターは、回転して、クラッシュした。

「痛ててーっ。」

俺は、立ち上がった。

「何て事、しやがる。」

俺は、何故か神社らしき場所へ瞬間移動していた。

チャプタ―6

「あんた、誰だ?」

「私は、九尾。そなたに力を与えるべく出現した。」

「はあ? 力って、何だ?」

「すぐに理解る。じっとしていろ。はーっ。」

九尾は、九つの尾から、白い気を放って、俺を包み込んで、

力を与えた。

「これで良い。またな。」

チャプタ―7

俺は、いつの間にかスクーターごと、蒲田に居た。

「何だ、さっきの狐は? って、何で俺の右腕に

 変身ブレスのような物が・・・。」

俺は、一瞬、寒気を感じた。

チャプタ―8

ブラストは、ベンチで休んでいた。

「さてと、そろそろ始めるか。出でよ、ライカン獣「ウェアキャニス」。」

ブラストは、狼のライカン獣ウェアキャニスをしかとの力から、誕生させた。

「ワウーッ。」

「街を破壊して来い。」

「仰せのままに。」

ウェアキャニスは、人々を襲い始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―9

俺は、そこへ辿り着いた。

「戦うしかなさそうだって、し、しまった。変身方法が理解らねえ。」

そこへ、ウェアキャニスがやって来た。

「お前も噛み砕いてくれる。」

「適当に言ってみるか。ゾディアーク。」

俺が、そう叫ぶと、俺は、特撮ヒーローみたいな姿に変身していた。

「何だ、これは?」

「て、てめえ、何者だ?」

「破壊を斬る忍。真空の忍者キマイラ、見参。」

「ライカン兵。」

ウェアキャニスは、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―10

「ならば、爪で裂くのみ。ワウーッ。」

「そうは、いくかっての。」

俺は、飛び掛かって来たウェアキャニスに

複数の手裏剣を投げ付けた。

「ワウーッ。」

「命中したのか。」

「噛み砕いてくれる。」

ウェアキャニスは、突撃して来た。

「神獣剣。」

俺は、神獣剣という名の武器を持って構えた。

「斬幻衝。波動流星斬。」

俺は、ウェアキャニスを一刀両断した。

「キャンキャンキャウーン。」

ウェアキャニスは、爆発して消え去った。

「解除。」

チャプタ―11

「仕方ないな。召雷。」

ブラストは、杖から特殊な雷を放って、ウェアキャニスを巨大化させた。

「グオーッ。」

「もう、あの爆弾は、使えないな。ちっ。」

チャプタ―12

「ワウーッ。」

「で、でかくなりやがった。」

「ワウーッ。」

ウェアキャニスは、街を破壊し始めた。

その時、焼き肉の臭いが漂って来た。

「ん? つられたのか?」

ウェアキャニスは、その店の前で、焼き肉を盗み喰いし始めた。

「今だ。アプナーブラスター。フルパワー。」

俺は、アプナーブラスターという名の光線銃に幻衝力を伝えて、

ウェアキャニスを狙撃した。

「ワウーッ。」

ウェアキャニスは、爆発して消え去った。

チャプタ―13

ここは、マグマ溜まりである。

「ギエール大首領。ライカン獣が。」

「忍者キマイラか。あのような者が居るとは。クククッ。

 心配するな。次ならある。」

「ははーっ。」

枠は、消えるように去って行った。

「忍者キマイラ。面白い奴だ。フハハハーッ。」

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