向日葵畑でまた君と出逢えたら
明智 依毬
プロローグ
「あの人は……俺にとって今でも愛の全てだ」
俺は忘れたくない。例え見た目が変わっても、違う場所に生まれても必ず逢いに行って幸せにすると決めた。
「俺は今でも覚えてる。きっと死ぬまであの人しか愛せない」
君は俺を救ってくれた。明るい笑顔で人を照らす向日葵のように
「手を……はなし……たくなかった……」
君は俺の隣でいつも鈴を転がすように笑いかけ、泣いてくれた
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