7/15 やられたどころじゃなかった

 皆さんお覚えでしょうか12日(火)、コロナになったという投稿を。

 あれがまぁ順調に治っていけば良かったんですが、まだ薬が尽きそうになくても体調は良くならならず、せめて薬の予備をもらおうとゼーゼーしながらかかりつけの病院に行ったから気がついたら何か訊かれて頷いたかと思ったら救急車のタンカに載せられており、大病院に連れて行かれて、


 コロナと肺炎を併発していることが分かりました。


 フックを食らってからのアッパーストレットカットみたいな……そこまでやらなくてもいいじゃん……と思いながら自分は病院のベッドに沈みました。今週大事な用事たくさんあったのに……。


名前は知らないんですが呼吸器? 鼻に装着して呼吸を補助する機械をつけられたときは(あああ家族の中であの人もこの人も死ぬ前にこれをつけていた……)とユーミンの「ひこうき雲」が頭をよぎりそうになりましたが「そういえばひとが死ぬときってもっとめんどくさいし金はからむしとにかくきれいにはなれないんだよな……」とフッと我に返りました。多分3週間後くらいには同じ曲聴いて号泣してます。


食欲は戻ってきたものの咳と喉、胸の痛みは止まらないんですが、なにより不便ですね。コロナ専用の病棟にある病室から外に出ることも面会も禁止なので、必要な物を手に入れるには看護師さんにメモを渡してお願いしなければならないのですが、本に関しては最終的にお願いが『ミステリ』→『〇〇さん △△(読んだことある)以外』『◻︎◻︎さん ××(読んだことある)以外』→『東野圭吾 なんでも』というざっくり極まりないお願いになりました。何度も行かせてすみません看護師さん


他にも「二メートルの移動がしにくい」「頭がフニャフニャすぎて出てくるネタみんなクソ」という問題がありますが、身体が使い物にならなくなると心も使い物にならなくなります。

気をつけてください。


それではみなさん、また来世で。





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