第2話 女神様の監禁

 僕の目の前には、銀髪の長髪の女の子がたっている。


「………」


 銀髪の女は無言で僕を見ている。


「………」


 僕は無言で立ち上がり、銀髪の彼女の目を会わせずに去ろうとする。


「………?」


 突然、銀髪の彼女に肩を掴まれる。


「私の家に来なさい」


「?」


 質問の意味がわからず、無視をして戻ろうとする。


「はいはい、逃げないで」

 

「…………?」


 僕は強引に引っ張られて行き、校門前に止まっている車に乗せられる。


「さあ、行くよ」


「………あ、あの、家に帰らないと」


「帰らなくて良いよ」


「………?」


 僕は言ってる意味の言葉を処理できずにいる


「今から私の家で一緒に暮らす予定になるから問題ない」


「………?」


  僕は再び処理出来ない状態になりながら一緒に銀髪の彼女の隣に座ると車が動き出し始める。


 約10分ぐらい走り続けると目的の場所に到着する。


 「はいはい、行くよ」

 

 強引に手を握り、引っ張って行かれ目的の場所に案内される。


 「着いたよ」


 タワーマンションに到着する。


「はいはい、上がって」


 家に到着したらすぐ家の中に引っ張られて行くと部屋の中は広々てしていて一人で暮らすには広い空間である。


「………あ、あの」


「うん、どうしたの?」


「家に」


「帰る必要はないから、今からここがあなたの家になるの」


「………?」


 処理が出来ずに彼女のことを無視して無言で玄関先まで向かおうとすると突然身体がふわりと浮き床に倒される。


「………??」


 何をされたか僕は処理が出来ないままに彼女が立っている


「ごめんね。強引にしちゃって」


「え、えと」


「だから、逃げちゃだめ」


「は、はあ」


「という訳でよろしくお願いします」


 誰かに声を掛ける。


「はいはい、アイちゃん」


 後ろの部屋から白衣を来た眼鏡を掛けた男が姿を表す。


れんちゃん、私をちゃん付けで呼ぶの禁止って言ってるでしょ」


「おいおい、まだお子ちゃまな癖に何を言ってるのかな」


「相変わら失礼なおじさんだね」


 怒り口調になり始める。


「お子ちゃまなのは間違いないだろう」


「違う、私はもうお子ちゃまではないよ」


「おいおい、仮にも霊歌ちゃんに頼まれて保護者でもあるんだからお子ちゃまだろう」


「うるさい!うるさい!黙れ」


 彼女は怒り口調で睨む。


「はいはい、感情を高ぶらせないの、怒りと興奮は健康に悪いから駄目だよ」


「誰のせいだと思ってるの?」


「え?誰のせいかな」


 男はニヤニヤし始め笑顔を見せる。


「………相変わらず蓮ちゃんは性格悪いね」


「ありがとう」


「褒めてないからね」


「さてさて、茶番はここまでにして、自分を呼んだ本題は何かな?」


「蓮ちゃん、知ってる癖に聞くのね」


「一応、保護者兼、仕事にもなるからね」


「じゃあ改めてお願いしたいのは」


「ふむ」

 

 蓮は笑顔をで解答を待つ


神童影森しんどうかげもりの治療をお願い」


 僕の名前をフルネームで呼ばれて、ピクッと無意識に反応してしまう。





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どうも作者です。

もし良かったら新作「感情を失った少年と女神。あなたの時間(人生)をいただきます」も連載していますのでよろしくお願いします。リンク↓です。

https://kakuyomu.jp/works/16817330667321843534

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