詩 温もりのない夜に一人きりで歩く
仲仁へび(旧:離久)
第1話
温もりのない夜に
一人で彷徨っていた
町を行きかう人々にすがって
拒まれて 視線を落とした
「誰か私を必要として」
一人で生きるには
この世界は厳しすぎるの
生まれた意味を教えてください
どうして生き続けているのか示してください
伝えたい 伝わってほしい
この気持ちは今 この心の中は今
絶望で死にそうなんです
冷たくて凍えそうなんです
ほんの少しでもいいから 温もりをわけてほしい
明日のない夜を
一人きりで彷徨い続ける
いつか終わりがくるのかと
自問自答しながら
一つの頭で考える疑問には
一人分の答えでしか返せない
詩 温もりのない夜に一人きりで歩く 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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