File.62 恐怖

「…行きましたか?」


「多分何処かに行ったと思うわ…」


「…ありがとうございます…」


「ちょっと聞かせて欲しいんだけどさ…姉妹?って感じだったけど…何で避けてるんだい?」


「おばさん!!ちょっとこっち来て!!」


美紀さんと薬局の人は、二人で何かを話しているようだ…


『どうしたんだい?美紀ちゃん…それに男ななんかつれちゃってさ!!まさか…彼氏ってやつかい?青春してるね!!それにカッコいいじゃないか彼!!』


『そんなんじゃないわよ!!まぁ…カッコいいとは思うけど…』


『惚れちゃったかい?おばさん応援してるよ!!美紀ちゃんは優しいからね~色んな人と仲良くなれると思ってるのよ?』


『まぁ…仲良くはなれるね…ていうかそう言う話をしたくて呼んだんじゃない!!』


『じゃあなんで呼んだんだい?さっきのこの事かい?彼は逃げてたみたいだけど…それに私にはあの子は妹に見えたんだけど…どうなんだい?』


『私にもまだ分からないことが多いんだけど…少し前に痴漢の事件があったのって知ってる?』


『あ~あの事件ね!!何か関係があるのかい?』


『彼はその事件に巻き込まれちゃったのよ…それもあって傷ついてるのかも…』


『あ~そうなのね…お気の毒に…』


『多分それもあるから、あんまり家族の話をしないであげて?』


『分かったわ!!おばさんは家族の話を降らないけど美紀ちゃんの話はしちゃうわよ!!』


『やめてよ~おばさん!!私にだって計画が…』


『計画って何~?彼を狙ってるのかい?』


『…』


『そんなに顔を赤くしちゃって~かわいいわね~』


薬局の人と、美紀さんが何を話していたのかは分からないが、あんまり言い話じゃなさそうだ…何を話してるんだろ…


「ごめんね~!!さっきは変なこと聞いちゃって…」


「良いんですよ…私は大丈夫ですから…」


「翔太君今の内に駅に行っちゃお?ここにずっと居るわけにはいかないし…」


「…そうですね…すみません一時的とはいえかくまってくれて…」


「良いのよ!!それじゃあ気をつけてね?」


「ありがとうございます…本当に…」


俺は美紀さんと一緒に歩き出す…しかし視線を感じるな…


「美紀さん…何か変な視線を感じませんか?」


「え?そうなの?」


「はい…」


「う~ん…私には分からないけど…どうしたい?」


「…取り敢えず駅に行ってから考えます…」


俺が足を踏み出し、駅に向けて歩き出そうとしたそのときだった…俺の前方に妹の形をした粘性の化け物が出てきた…


「オニイチャン!!ナンデズットムシスルノ?」


「うっ…」


頭が痛い…今すぐにでも視界から外さなければいけないのに体が動かない…


「菊池君!!しっかりして!!…貴方…お父さんに接触する際には連絡は絶対にしてって言われてるよね?何で連絡なしに接触しに来てるの!!」


「オニイチャンにチカヨラナイデ!!」


俺は頭痛で朦朧としていた…美紀さんを置いていくわけには…


「貴方は…彼の妹でしょ?もし妹なら今すぐにでも帰りなさい!!」


「ワタシハナカナオリシニキタノ!!ソレサエオワレバイチドカエル!!」


「菊池君の状態が分からない?貴方と会ってから、こうなってしまったのよ!!…どうするつもりなの?」


「オニイチャン!!オキテ!!ワタシノハナシヲキイテ!!」


俺はその言葉を最後に意識を失った…俺が意識を失った際に、代わりに誰かが出てきた気がする…


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新しい小説はこちらです!!

セーブ&ロード~スキルの力で何度でもやり直す!!~

https://kakuyomu.jp/works/16817330660921570134/episodes/16817330660923435626


見てくれてありがとうございます!!

週間ランキング5位以内を維持することを目標に頑張っています!!また、本日の目標数の星やフォローをしてくれると嬉しいです!!皆さんからの応援コメントも楽しみにしています!!


現在6位!!ランキング五位以内から外れてしまった〜(泣)まぁ良いや!!ランキングが落ちても見てくれる皆さんが居ますからね!!これからもよろしくお願いします!!見てくれている皆さんのために、新しい小説の方も準備しております!!こういう感じでちょっと暗め?の話になると思います!!準備でき次第公開していこうと思います!!よろしくお願いします!!


ファンタジーの小説って…なんか書きやすいと思うのは気の所為でしょうか…なんというか恋愛よりかはスラスラ出てくるんですよね…新規制作完了いたしました!!


そう言えば、皆様が見てくれているおかげで、甲子園用の作品も好調です!!後もう少しで書き上げることができるんですけど…時間が思った以上にかかってます…申し訳ない!!


カクヨム甲子園用の作品完成しました!!短編になりますが、20000文字を予定しているので、よろしくお願いします!!


カクヨム甲子園用のほうは、なんかめちゃくちゃ評価高いんですよね…


星が800超えました!!やったね!!フォロワーも2200人超えましたし!!いつも本当にありがとうございます!!


今日は沢山☆とフォローが増えてとっても嬉しいです!!これからも皆さんよろしくお願いします!!


甲子園用の作品は現在7位でした!!この甲子園ってどんな感じのシステムなんでしょうね…あんまり分かっていないので知っている方がいれば教えてください!!


明日はちょっと更新が滞る可能性があります!!申し訳ない!!


これからの目標は一日に3万PV以上を獲得すること!!





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