-IF- File.3 繊維鑑定
申し出が有り考えておりました…基本的にIFルートについては、数話で完結にしようと思います。もしかしたら新規小説の方に移す可能性もあります。その場合皆様に連絡なく行う可能性があります。
今回のルートは、後1話か2話で終わります!!
俺はあの日から父さんと母さんに言われた通り、あまり外に出ないことにした…基本的な買い物はインターネットで購入するなどの工夫をした…そして、俺は自分で事件についてしっかりと調べることにした…
テレビではこの件について騒いでいる…家の前には記者と思わしき人間が大勢いる…こいつらは俺のことを犯罪者だとしか思っていないんだろうな…俺に変わって父さんと母さんが対応しているのが申し訳ない…
『お父さんとお母さんですよね?この件についてどう思われますか?』
『今回の件については息子を信じることにしています。私達は親です…息子の無罪を信じないでどうすると言うんですか?』
『ですが!!被害者は高校生だと言っています!!そして周囲の人達も高校生がやっていたと言っていますがその件についてはどう思いますか?』
『現場を見ていない人達が被害者や、その他大勢の意見だけを聞いて人のことを判断するんですね…確かに現場を見ているなら分かりますよ?でも貴方達は現場にいましたか?現場で見てない人がわかったような口を言うな!!』
『そんな言い方はないでしょう!!あんたの息子は犯罪者なんだ!!』
『お前…もし冤罪が判明したらどうなるか分かるか?』
『…』
『精神的苦痛で訴えることも可能だし、何なら他のでも行けるんじゃないか?確か…侮辱罪といったかな?こういう取材みたいのって大抵君たちは録音機を起動してからやっているからそれを証拠にさせてもらう…君は俺の息子を馬鹿にしたんだ…覚悟はできているよな?』
『くっ…』
『貴方…取り敢えず対応するのはこれくらいでいいでしょ?家の中に入っていましょ?』
『そうだな…家の前にいるなよ…長く居続けるようなら警察に通報させてもらう!!』
取材に来た人たちはあからさまに苛ついたような顔をしていた…ただ、それ以外にも焦っているような顔をしている人もいる…もしかしたら俺のことを馬鹿にしたのを全国放送してしまったのかも…
そうなったらたしかにテレビ局は大変だな…まぁ知ったことではないけど…
それから程なくして俺と家族は被害者の人と話し合うことになった…父さんと母さんは徹底的に争うつもりのようだ…
「ようやく来ましたね…私のことを痴漢して後悔していますか?」
こいつ…俺のことを煽ってるな?
「いえ…やっていないから後悔なんてしてないです」
「へぇ…まぁ良いわ!!あんたの親から金を取るから!!」
「貴方こそ…ここで払ったとしても貴方には返済をしてもらうことになると思いますよ?私は結局やっていませんから…」
「ふん…それじゃあ話をするとしましょう?」
「そうですね…では貴方はどうしてほしいんですか?」
「私に慰謝料を払ってください…そうすれば私はこの件を許します…」
「払うとお思いで?警察官は繊維検査を行いましたか?」
「繊維…検査?」
「まさか警察は繊維検査をしていないの!?それこそ大問題じゃない!!」
繊維検査…それは現代の制度であれば、もんだのかそれとも軽く触れてしまった程度なのかまで判別することができるらしい…
「はぁ?取り敢えず金払ってくれない?」
「貴方!!これは…大問題ですよ!!」
「あぁ…なんで検査されていないんだろうな…俺は検査されてる上で、繊維が出たからこうなっていると思っていたんだが…対応した警察官はどうなっているんだ?そもそもこの場合は検査しないといけないんじゃないか?」
「そもそも聞いていた話だと、電車が急停止してしまった時に倒れてしまい、その先で貴方を触ってしまったという話だったんだけど…どうなってるのかしらね…」
※今回、繊維検査を行わなかった理由…それは警察官がこの手の問題に対処したことがなかった新人だったことと、寝不足だったこと…更に、警察官としての職務を全うしていないという設定にしようと思っています。この警察官は次話に登場させます。多分次話でこのIFルートが完結します。
ちょっとエピソードを作る時に悩むようになってきたので、此処でIFルートを作っていこうと思います!!このIFルートでは、家族のみが翔太を信じてくれた世界線で、残念ながら、このルートでは魁兄とは連絡を取れなかったので魁兄は登場しません…(´・ω・`)
家族はクズではなくめちゃくちゃ優しいので困惑する人もいるかも知れないので第二章…いや『IFルート』としてこっちは出していこうと思います!!
IFルートは皆さんと一緒に作っていきたいので応援コメントにて様々な意見を募集します!!
例えば、家族も魁兄にも連絡を取れなかったために完全に壊れてしまうルートとかですかね?そういう感じでルートの提案をしてもらっても大丈夫です!!
皆さんからのコメントを心よりお待ちしております!!
それと、この小説のフォローと☆での評価をよろしくお願いします!!ランキングが上がると私が泣いて喜びます!!つまり!!応援よろしくお願いします!!
明日か今日の内にルート別で分けときます!!
応援コメントにて、登場人物のイメージが壊れるとの意見があったので、対応します!!これからも私の作品をよろしくお願いします!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます