アンドロイドの君と

落ちこぼれのプリン

エピローグ 僕はアンドロイドと恋をしたい

僕は彼女に恋をした。

高校一年生にして初恋だった。


彼女は、全然笑わなかった

彼女は、全然泣かなかった

彼女は、全然喋らなかった

それくらい、無口で静かな子にはあるかもしれない。

でも、彼女は、彼女は————


僕は、彼女の事をもっと知りたい

僕は、彼女と映画館に行きたい

僕は、彼女と一緒に文化祭を回りたい

でも、僕は彼女には選ばれない

なぜなら、彼女は、彼女は————



アンドロイド



だから……

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