元自衛隊、異世界無双の破天荒生活始めました。
オーディン
第1話 神に招かれた男
俺は鴨神 龍也。
「俺は一昨日の誕生日に死んだんだよな~?」
死因は流れ弾によって頭をぶち抜かれたのだ。
俺は未だに実感が湧かない。そして、目の前には羽衣のような物を着た女の子がいた。多分、女神だ。
「おーい!ここ何処?俺はこれからどうなる?」と聞いたが、答はあまりにも簡単だった。
「これからは異世界で勇者として、生きてもらいます」そう言われた。そしてもう一言言われた。「貴方は自衛隊に居ましたよね?その技術を活かして魔物と魔王の討伐をお願いします」と言われた。そこで私は質問した。
「しかし、それは良いにしても何も無くては戦闘もままならないし、言語や体術が通用するかも分からない。そんな世界に行っても何も出来ない」と言った。
すると「向こうは魔法と剣の世界です。しかも、勇者になってもらう以上は体のスペックは最高の物にします。スキルや使える魔術もできる限り選ぶ事が出来るようにします。」そう伝えられた。
そして、スキルと魔術の説明になった。
「魔術とは体の中にあるエネルギーを集めて、圧縮して放つのです。そして、魔術を使える人はかなり少ないです。」
「一体どれくらい、居るのですか?」
「そうですねー…千人に一人ぐらいでしょうかね。そのうち、上級魔法を使えるのは魔術師を一万人集めて一人か二人でしょう。さらに、スキル持ちや複数の種類が使える魔術師はとても、重宝されます。」それを黙って聞いていた俺は、ある疑問にたどり着いた。
「では、何で俺なんだ?他の人もいたのに」
女神は答えた。「それは貴方は頭が良くて、冷静沈着で予想外の事態でも行動できるから、あと銃の扱いや体術はトップだったしね」そう答えた。そして、こう言った。
「説明は終わり、そろそろスキルと魔術を選択しましょう」柔らかい笑みを浮かべながらそう言った。
スキルは3つ、魔術は2つ選べるそうだ。そして、スキルの中にこんなのがありポツリと呟いた。
「全属性変換」たった一言だ。だが、俺の心はこれにしようと決めていた。それは、極めて凶悪だった。
全属性変換 全ての属性魔術を使えるようになる。
女神が言った。
「それを選びますか…魔力さえあれば全属性の魔術を使える最強スキル」
俺は女神様にこう告げた。
「このスキルを選んだ場合、メインの魔術決める必要あります?」
すると女神様は「このスキルはメインの魔術を増強つまり、威力向上が起きます。しかも、メインの魔術は約6倍ほど威力向上が見込めます。これが、最強と言われるもう一つの理由です。」
ただ、説明の一行と女神様の説明で心を奪われてこれを、選んだ。
このスキルが、一つ目だ。
二つ目は魔術創作
これは、オリジナルの魔術を作り、使用出来る物だ。最強かつ最高だろう。
三つ目は物質変換
これは、その国に無い物質を作り出すことの出来る物だ。これで銃を作る。
これを決めるまでに5日かかっただが、最強の組み合わせが出来た。そして、これで転生だ。
「うお~!楽しみで燃えてきた~!女神様転生お願いします。」
「分かりました。」その言葉と同時に光の柱に包まれた。
これからどうなるか、不安と期待で一杯だ。しかし、まだ彼は知らない。これから大きな幸せと不幸が来ることを、これを押し退けるのは己の力のみである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます