第526話 一対一 🦉
徒然に観ているドラマの話ですが、あれは不思議なもので、主人公を初め登場人物が打ち揃ってご粗末な(笑)キャラと、その真逆とに二分されるようです。残念ながら後者はごく稀少ですが、それだけに信頼&尊重&尊敬の糸で結ばれた人間もようは美しく、寒々しい現実にうんざりしている視聴者にぬくもりをもたらせてくれます。
いまさらですが、あらゆる人間関係の究極的なかたちは一対一ですから、目の前の人物に豊かな人間性を発見できるか否かがキーポイントかと存じます。こんなひとにはとてもついていけない、一秒だって一緒にいたくないと思わせたらアウトで、一度失った信頼を取りもどすのは容易でないこと、数多の経験則が示してくれています。
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※軽々な応募によって、ここまで育ててもらった恩ある社会に大迷惑をかけることになったエキストラを除いて(そんな立場でもなく力もないでしょうから:->)、自らの選択の決着は自身でつける、これ、みんな大好き多数決民主主義の基本と存じます。 これまでのプロセスに基づく今後のストーリー展開、視聴者は沈黙して観ています。
※ある雑誌で愉快な俳句を拝見しました。「多分だが磯巾着は義理堅い 坪内稔典」。ねえ、喧々諤々好きらしいお若い諸君、そんなにいつも眉をしかめてばかりいたら、早く老けこむよ~。一回だけの人生を、怒りなんかにまかせたらもったいないよ~。みんなでやさしく労りあって、楽しく笑い合おうよ~。そんな声が聞こえてきそう。
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