第532話 なじまない 🧷
「ヒエラルキー、上下関係、勝ち負け、自句自解によるディベート……まったく関心がなかったひとたちを呼びこむには格好な手段なのかもしれないが、文芸である俳句の本質から相当ずれているので、どうしてもなじまないという違和感が拭いがたい」という若手俳人の評論を拝読して、おお、まさにしかり!! と膝を打ちました~。
話は変わりますが、作家・宮部みゆきさんの作句&鑑賞を拝読して、やっぱりねと思うことがあります、こういう捻った句は認められにくいんじゃないかな~。彼我の実力格差を顧みずに(笑)申し上げますと、小説のみならず俳句においてもリアルを少し超えた世界をどうしても描きたくなるのが創作者の性ではないのかしら。(^^;
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※なので、世界観を共有しない胸に届きにくい句が顔を覗かせたがるのは仕方ないのかもしれません。ひとりの詠み手VS複数の読み手それぞれが生きて来たプロセスの延長線に位置するのが俳句ですから、自分の詠みたいものを詠むorそれを抑えて大勢の嗜好に合わせたものを詠む……座の文芸にどちらが正しいのかまだわかりません。
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