　ある雑誌に、ある俳人への提言として「幸せいっぱいの吾子俳句もいいだろうが、文芸としては『短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎（すてつちまをか）　竹下しづの女』のような翳りが欲しい」とあって深く首肯しました。ありがちな奇を衒うあまりの尖り過ぎはＮＧですが、自分の幸せを賛美して向日に過ぎる句も読者の共感を招きにくいような……。

　こう書き出してみますと、あらためてあれも駄目これも駄目っぽい気がしないでもないですが（笑）であればこそ学びを深めたくなる、それこそ文章芸術の至高かと。いたってその日の気分に左右されやすい性質（笑）のヨウコさんの作句はややもするとポジティブまたはネガティブに傾くことになりやすいので、はい、気をつけます。

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※なんですか、あまりにも厚かましくないですか？　国民を騙して税金も追加徴税も支払わない身で神聖な選挙に立候補しようというのも、ましてや所属する党の公認を得られないと恨むのも、なにもかも茶番劇で、現実とは思えません。現在のトップの真意やシナリオはどうか存じませんが、そろそろくだされてもいいのでは？　天罰。

古くは万里の長城から、現代のパレスチナ自治区や、インドとパキスタン国境の壁、ペルーの貧富階級を隔てる恥の壁まで世界には七十八個の壁があるそうです。と聞いても大陸の一国でない日本人にはピンと来ませんが、思えば四方の海峡こそ究極の壁。そんな島国の体たらく、世界はどう見ているのでしょうか。嗚呼、恥ずかしい。