第465話 友に謝す 🦢
俳句は、分かる人に分かればいいというところがあり、その延長戦で、ほかならぬ作者にとっての秀句があってもいいのではないのかという評論に深く首肯しました。大向こうばかり気にしていては肝心の自身の詩心があやふやになる。句会では無点かもしれないが、そのとき作者がどうしても詠みたかった句こそ大事にしたいものと。
「有明山を春雲発ちぬまさに今 小澤實」「みどりなす山河に友に謝さむ日ぞ 同」を筆頭に「蟻出でて真つ直ぐにゆくところあり 中原道夫」「むつくりと起きて冷麦すすり出す 同」「明日ありと信ずれば混む冷蔵庫 関根誠子」「囀や割りきれぬ数美しき 井越芳子」などその部類に属する句かしらと熟読鑑賞させていただきました。
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※苦手なひとには会いたくないな~と言えば、心療内科医には「それでいいんです。その歳で無理して会う必要はありません」と太鼓判を押されそうですが、そうはいかないんですよね、先生。公私いずれの諸手続きにも、どうしたって相手がいるので。ことに慇懃無礼or逆に恫喝的な男性に会ったあとは決まって心身ともに疲弊します。
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