第455話 想像 🚿
自己愛の象徴ともいえそうな「わたしを理解して病」の自然治癒を実感したのは、昨夏だったか一昨年の秋だったかすでに記憶が曖昧ですが、がんじがらめだったその縛りから解放されてみて初めて心底からの自由を謳歌できるようになりました。自分の心も定かでないのに他者の心を引き寄せようなどハナから無理だったのですよね。
思えば「わたしを分かって」と求める自身は他者をどれほど理解しているか極めて怪しいもので、所詮、人間は身をもって体験したことしか理解できないという厳粛な事実に突き当たります。自他の想像力の限界を知れば、無理な理解を求めようという気持ちは雲散霧消し、分からなくて当然だよねという諦めがむしろ心地よいのです。
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※なにかの手違いでおかしなひとがトップに押し上げられでもしたら国が滅ぶのではないか、そんな不安がふと胸をよぎります。もっとも、あの顔ぶれに☆◇でないひとはいなさそうな現況ですから、ないものねだりめいた懸念ではありますけれど……。それによかれ悪しかれの官僚政治ゆえ、こういうときはかえって安心なのかなとも。
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