第416話 寛容 🦚
喧騒の渦中にいるときどうしてあれほど苛立っていたのだろう、中継アナウンサーの大絶叫の明け暮れに打ちのめされていたにしても……いまになって思います。おかげで楽しいはずの連作俳句まで苦行になって、あらためて見直せば「秋暑し」「残暑」の季語ばかり使った詩心の乏しい、悲鳴のような句が並んでいます。((((oノ´3`)ノ
平静を取りもどしてわかるのは、愛犬ゆずりの(笑)動物的勘のシグナルが盛んに鳴りたがったのは日本社会の、世界の、不気味な寛容ぶりに対してだったこと。わずか四年前にあれほどの愚行が行われたばかりなのに、いっさいなかったことにしてのどんちゃん騒ぎ……マスメディアも視聴者も怖いです、簡単に戦争になびきそうで。
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