　例によって夜中まで眠れずにつけたテレビで、単身世帯の住人が亡くなった場合、すぐに連絡先がわからないと担当地域（救急車で運ばれた病院の市町村など）の行政の判断で荼毘にふされることになり、遅ればせに知った親族や友人がさいごのお別れもできなかったと悲しむケースが増えているという、なんともはやな番組でした。

　ある女性は海外に住む娘さんとライン交信していたにも関わらず、スマホのロックが解除できなかったため行政ではどうにもならず、娘さんが帰国したときにはすでに火葬されて無縁墓地に埋葬されていたとか。日ごろから自宅の目につきやすい場所に手書きの連絡先を明示しておくことが大事というのが専門家のアドバイスでした。

　でも、まあ、考えてみれば、人間いずれはみな土に還るのですし、どこに埋められようが地球に変わりはないのですし、ちっぽけな生の痕跡などすぐにかき消されるのでしょうし、没後よりも生前の交流が大切なことは言うまでもないですし……。そう考えれば、さほど恐れるに足らないのかな、肚を据えることだよね～と。( *´艸｀)

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