第315話 犬と少年 🐶👦



 南コーカサスのジョージアでピアニストの祖母に育てられている天才少年の番組を拝観していて、最晩年に仕事でお宅を訪問したことがある孤高の歌人・齋藤史さんの短歌「樹液のぼる春の夜にしていきいきと鎖を切りし犬と少年」を思い出しました。


 短歌の芸術性を解さない人たちに「この少年は先生のお孫さんですか?」と真顔で訊かれたそうです。主宰歌誌の会員にもいたので、わたしはなにをやって来たのかと落胆したと。そりゃあそうですよね~、孫俳句や台所俳句じゃあるまいし。(*ノωノ)




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