第141話 満天姫さん、ごめんなさい 🏯
先ごろスタートさせた『子連れ満天姫――津軽へ再嫁 🩴』の連載が早くも完結しました(笑)。なにしろひとりの生涯を一万数千字でたどろうというのですから、年表の重要項目にちゃちゃっと色づけしたような、拙速この上ないものになり……。
なによ、このひと、あれだけの有為転変をこんなに簡単に片づけてくれて、わたしの生涯をどうしてくれんのよ!! 満天姫さんのお怒りが手に取るように分かり、申し訳ございません、筆者の不徳の致すところでして、と平謝りにお詫びしております。
👘
極上の小説は二十四時間の出来事&それに伴う克明な心理描写を緻密な長編に紡ぎあげたものと言われているのに、そういう資質を持ち合わせていないことをわざわざ披歴したようなもの、まことにもって面目至極もございません次第でございます~。
当初は長編を予定しながらしだいに筆が狭まったのは、お市の方さんにも匹敵するような波乱万丈を文章芸術に昇華させられるだけの自信がなかったからなのですが、それでも、いつかは自分にリベンジして、泉下の満天姫さんに捧げたいな~と……。
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