第7話 感性

俺からしたら二度目の修学旅行になる

前世では俺は休んでいた。 

理由は安直だ、前世は今の楽しいのかわからないが安定していた日常とは違った

〇〇年前 俺は1人が好きだ、いいや違う 1ぼっちなのだ。

ただし勘違いするな。好きで1人でいる人をボッチ扱いするな、ただのインキャだ

そんなことを抜かしているうちに学校に着いた

誰も気づかない  と思っていたがこの女の子は気づく

高倉ひろ 《夜ーまた遅れてきたの!いつもの所居てって言ったじゃんか!》

《すまん 寝坊した》 なぜ俺にずっと接してくれるのかはわからない

机に座る そして授業を受ける

三時間目になった 数学だ、俺はこの授業

が嫌いだ 数学自体も嫌いだがなんと言っても

教師だ。こいつの名前は志賀だ 俺は別に普通の教師が嫌いな訳ではない、こいつみたいに数年前 いいや違う 十数年前に教師免許を取った自称天才セクハラクソ教師が嫌いだ

《この問題わかる奴ーならお前だ》

俺が指された《わかんないです》教師が獲物を狩るライオンのような顔で《おい九条ーこんな問題もわかんないのか?退学書なら渡してやろうかあ?》いつも通りの事かと思いなんの感情も感性も込めずに言葉を吐く《あーすみませんーでも先生は僕に退学書を渡す前に退職届を書いた方がいいと思いますよ》周りがざわつく教師は《おぃお前俺が…まぁ良いお前がいつ退学になるか分からんぞ?》《そすか》

こんな感じにこの教師は馬鹿しか選ばない女優先というもう教師失格な性格をしている。

そして俺は陰からいじめを受けている。

しかもそれは庶民的で初歩的な言葉ばかりだ

成績は下げられてもどうでも良い。だが

俺の担任にある事ないこと言ったりは当たり前

授業中も俺を指しては分からないのか責め

誰も期待してない傷心系なはずだが

俺は気にしない。別に何をされようが俺は自分を貫き通す。と考えているとひろが心配そうな顔でこちらを見る《夜…?大丈夫だった?またいつもの?》周りも知ってはいるが特に触れたりはしない。こんな陰キャオタクに触れるほど暇なヤツはこの女の子しかいない。《んぁ?まあ俺はいつもの事だしなんともないけど》ひろは不信感を抱きつつもなら良かったの一言だけを返した。俺はこういう女の子は好きだ。正直に好きなんだ。だが俺に優しいのは他の人にも優しい。それを優しくない人からしたら「思わせぶり」と思う人もいる。俺はこの現実を知っている。だからこそこのひろという女性は俺にはなんの好意ないのだ

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