第7話 強面マンのポリシー:自分より、だれかのHappy
ウチの強面マン、怖いお顔をしていますが、いつも誰かのHappyを考えています。
例えば買い物に行ったら…
店員さん:「今日は、何をお探しでしょうか?」
強面マン:「靴や」
店員さん:「それでしたらこちらが今シーズンおススメの革靴です!」
強面マン:「ほな、それもらおか!」
店員さん:「ありがとうございます!そうそう!足元のポイントにこちらの靴下がピッタリですよ」
強面マン:「ほな、それももらおか!」
店員さん:「ありがとうございます!・・・こちらのボトムスは、ストレッチが効いて歩きやすいし履き心地抜群です・・・それにトップスはこのようなカラーで合わせれば・・・」
強面マン:「わかったわかった、出だしからケツまで喋らんでいいから、兄ちゃんはナンボ売り上げたらいいんや?」
あ、ちょっと怖いかも…
標準語に言い換えてみます。
店員さん:「今日は、何をお探しでしょうか?」
強面マン:「靴です。」
店員さん:「それでしたらこちらが今シーズンおススメの革靴です!」
強面マン:「じゃあ、それを買おうか!」
店員さん:「ありがとうございます!そうそう!足元のポイントにこちらの靴下がピッタリですよ」
強面マン:「じゃあ、それも買おう!」
店員さん:「ありがとうございます!・・・こちらのボトムスは、ストレッチが効いて歩きやすいし履き心地抜群です・・・それにトップスはこのようなカラーで合わせれば・・・」
強面マン:「よしわかった、お兄さんはどのくらいの売上げがあると良いのか言ってみて、その分だけ買うから」
ちょっと、意訳し過ぎでしょか???(笑)
一見すると、店員さんの説明を面倒くさがっているように見えるかもしれませんが(笑)
そうじゃないんです。
お金の余裕を見せつけているようにも見えるかもしれませんが(笑)
そうじゃないんです!
商品を勧めてくれる店員さんの一生懸命さに心打たれ、この店員さんを喜ばせたい!という気持ちでいっぱいなのです。
「出だしからケツまで喋らんでいいから、兄ちゃんはナンボ売り上げたらいいんや?」というのは、
“俺がどうしたら、兄ちゃんは一番嬉しいんや?”
ってことを言っているのです。
知る人ぞ知る、ウチの強面マン、そういう人なんです。
強面の関西弁では伝わりづらいかもしれませんが(笑)
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