第4話 強面マンとブロッコリー
強面マン:「うっとおしいことはようけあるがな。だけどそんなん、ちょっと苦手なブロッコリーみたいや。塩かけて口にほりこんで、目つぶって飲み込んだら終わり。」
(↑標準訳:「嫌だな、と思うことはたくさんある。だけどそれは、ちょっと苦手なブロッコリーのようだ。塩をかけて、口に入れて、目を瞑って、飲み込んだら済む話です。」)
そんなことを言っていたのは、1年前。
ブロッコリーが、
嫌い…?
私にとってブロッコリーなんてのは、ほぼ無味で、栄養がある、料理にボリュームが出る、彩りが良い、だけの理由で食べるもの。「へー、ブロッコリーに好きとか嫌いとかあるんやぁ…」と、ちょっと新鮮だった。
でもググッてみると、ブロッコリー嫌いは案外いました。特に子供に多いようで。
嫌いになる理由は、口内細菌。
“野菜を食べると、分解のために口内細菌が特定の酵素を分泌するのだが、その時に腐敗臭を放つ分子まで放出してしまうから…”だそう。
「子供の時に、口に入れて、オエッとなった野菜があったのはそういうことなんや〜。…うちの代表も、口内細菌のせいで嫌いなのか。へー…」と、
ほんっとに、どうでもいいことを思っていた。
けど、最近知った真実。
強面マン:「ブロッコリー食べるんは、ホコリ食べてるみたいやから嫌やったけど、最近は食べてる。好きよ。」(←たまぁに出る、標準語。笑)
ブロッコリーが、ホ、ホコリみたい…?
どういうこと?!(想像してみたくなる私)
食べた感じがホコリっぽい?ブロッコリーのあの粒粒が?
…ん?
調理して時間が経ったブロッコリーはホコリっぽい感じがしないでもない気がせんでもない気がしてきたかも!(結局どっちや?笑)
次にブロッコリー嫌いに出会ったら、「それは味が嫌?それともホコリみたいやから?」って聞いてみよ!
今日は、これぐらいどーでもいいことをふと考えられるほどに、静かな一日でした。
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