爆弾とバカリズム

呪いのアイテム。

巻物のように包まれていて、開けると火の付いた線香が。

これ気づくまでずっと燃えていたのかと思うと恐ろしくなった。

もう一つ、小さな袋があって、そこにはしし唐ようなものがぎっしり詰まっていた。

それをトイレに持っていくと発熱し始める。

「爆弾だ」

トイレには仲の良い良家の兄弟みたいな人たちがいて、全員逃げた。

まもなく爆発音が聞こえ、やはり爆弾だったのだと確信する。

ではこの「線香は?」―重さに反応する爆弾にちがいない。

つまり今手をはなしたらこれが爆発する。

何か受付のようなところで警察に電話しようとする。受付は三人いて、その中の一人がバカリズムだった。

彼は笑っていた。

本物の爆弾だと周知させようとすると、周りは全員笑った。しし唐の爆弾など信じられないお笑い草だというのだ。

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