第3話普通

私の名前は柊謎見私はなぞをみつけたことがうれしくてだからちょっとなぞに細工を施した


ちょっと考えれば分かってしまうかもしれないそんな簡単ななぞだから誰かが適当に考えた謎だと思っていただけどそれでも私だけが解きたいと考えたんだ


私以外の人に解かれたくない一心で私はなぞに細工を施したその細工をする前の内容はこうだ


タヌキはぽんぽこするど

タイコが大好きだけど

タラコはタイスガキライだど


では露骨にここまでどとタを重ねているところからみてもどとタが関係しているわけだけどではどう関係しているのかって言ったら


分からないのであるいやむずかしいよこれ


どたは違うたども違うじゃあもしかしてこれってどとタじゃなくてじつはべつなんじゃ


でもそれだと最後にかかれている文字例えばるどらは違うどいはあっそっか逆によむんだ井戸かなら


私は学校の外にある井戸に向かう


そこには一人の青年がいた


「やぁきみはまだまだだねここじゃない別の場所が難しい場所だよ」


「えっそんなじゃあ私のほうが他のだれかよりなぞが得意じゃないの」


「まっいいんじゃないかなハズレの音楽室じゃないからここは普通の人間ならたどり着ける場所だよ」

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