家族

第1話私の道

私は酷いDVを受け

5年近く記憶が朧気だ

その時

いつも私を守ってくれた猫

お兄ちゃんみたいだった

人間は

信じられなくて

本当に

私が鬱で体が動かない時に

幼い

子供達を守るような傍にいた

私が涙をハラハラ零せば

そっと

寄り添ってくれた

私は

猫とかの感覚もなく

本当に

心を救ってくれた

偽善者でもなく

可哀想とかもなく

ただ

寄り添って

心の傷を癒してくれた

17年生きた

キジトラのフェム

まっすぐで

それから

私は

フェムが旅立ってから

子育てをした

子どもが16の時

上の娘ですが

預かりボランティアをした

フェムに恥じない生き方がしたくて

そして

不登校で母子分離不安障害の

娘が

動物愛護活動で

17年かな？

1人で外に出られるようになり

バイトも

出来るように

まっすぐな生き方

そして

預かりボランティアも卒業して

ブリーダーから

育たない子や

下痢が止まらない

子猫を引き取ることに

病院に行くと

奇形児だったり

長くは生きられない定めの子

でも

ずっと

檻の中の狭い空間で

命を閉じるくらいなら

我が家で

引き取りたいと

悪徳ブリーダーの場合は

お金を払って引き取りすることもある

なぜ？

って

それは私が苦しい時に

同情でも

打算でも

うんちく

でもなく

傍にいて寄り添って

私の心を癒してくれた

フェムに恥じない

生き方がしたい

長く生きられないなら

溢れるほどの

愛情を

幸せな気持ちで

わがままに

甘えて

愛を知って欲しくて

私は

私が生きているのは

フェムがいたから

子供だけでは

ダメだ

私の幼少期は

万華鏡という

作品に書かれている

誰も味方がいない

というか

怖かった

出来ることは

生きていて楽しい

星になる時に

沢山の

暖かい

思い出を連れて行って欲しくて

今日は

我が家の末っ子が

星になった

獣医ね余命より

長く生きた

毎日

私の顔面で寝て

甘えて

団子で猫同士で寝たり

沢山

暖かい家族

をあげれたかな？

私は

残り少ない時間

しか残されてない子に出逢えば

出来る限り

引き取りをする

沢山の猫に

助けられた心

娘の心も救ってくれた

笑って欲しい

わがままを言って欲しくて

フェムに恥じない生き方をしたい

優しく

私の心を癒してくれたように

私は

引き取りをする

元気な子は里親にだす

みんな幸せに

生きている

沢山泣くし

息も出来ないくらい

苦しい

別れの時

家族で

子供だから

だけど

この辛さから

逃げたら

あの子達は

狭いゲージ

で、添い寝や

わがままも知らないまま

寂しい

苦しい

1人ぼっち

で星になる

私は毎回

立ち直れないくらい

泣くし

しばらく

食事も食べれない

だけど

沢山の愛を

もらったから

返したい

辛いよ

悲しいし

寂しいし

涙も

号泣だし

だけど

私は

出来る事をしたい

沢山

幸せを貰ったから

やめればいいのに

って言われるけど

やめない

幸せに生きる

為に

生まれてきたんだと